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ごみステーションのカラス対策


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ページID:0006160 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

春~夏にかけて、カラスの繁殖時期、子育ての時期にあたり、ごみステーションでのごみの散乱などの被害が増えています。
ご家庭で生ごみの出し方を工夫すること、時間を守ってごみを出すことで被害を減らしましょう。

カラスは常にごみを狙っています

長崎県内にはハシブトカラス、ハシボソカラスが生息しています。他にもミヤマガラスやコクマルガラスが冬季に飛来します。
ごみステーションなどを荒らすなどの原因となるのは、ハシブトカラスとハシボソカラスの2種類です。この2種はどちらも、山林、農地、市街地、海岸線にかけて生息し、食性は雑食性で、昆虫や他の鳥のヒナや卵、果実や野菜などいろいろなものを食べます。
春から夏(3月~7月)は繁殖期であり活動が活発になります。樹木や街路樹などにつがいで巣を作りヒナを守り育てるため、この時期の親ガラスは、威嚇、攻撃をしてくることもあります。
カラスは、日が昇りきらない早朝から活動しはじめ、夕方日没近くにねぐらに向けて移動し日没後にねぐらへ入り眠ります。毎日、ねぐらから10キロの範囲内を巡回しながら食べ物を探しています。カラスの視力はとてもよく、嗅覚はあまり優れていないといい、主に視覚によってエサを探します。
記憶力や学習能力が高く、エサをいろいろな所に隠しおいて、食べ物が少ない時に食べる貯食習性がありますが、数十カ所にもなるその隠し場所を、全て覚えているといいます。ごみステーションの場所を覚えて、ごみの日にごみが出されるまで近くに留まって待っていることもあります。

ごみステーションを荒らさせないようにするには

生ごみが見えないようにしましょう

カラスは視覚でエサを探すため、自然界でエサとなる肉や果物などの色を狙ってごみを漁っています。見えないようにする工夫で荒らされにくくなります。

生ごみは水気を切って新聞紙等で包む

新聞紙で包む事で生ごみがカラスから見えなくしてしまいます。また水気を切ることで、生ごみの嵩を減らし、悪臭も軽減されます。カラスは視覚でエサを探しますが、ネコなどは嗅覚に優れています。他の動物がごみを散乱させてしまえば、カラスにそこにエサがあることを認識させてしまいます。

新聞紙で包んだ生ごみを、ごみ袋の真ん中になるように入れる

真ん中に入れて、他の燃やせるごみを入れることで、さらに外から認識できないようにしましょう。

カラス対策

 

ごみを出す時間は定められた収集日の午前8時まで!!

前日出し、後出しはしないでください。

カラスは夜明け前から活動していて、前日出しや後出しをされた場合、カラスたちにとって長時間人の目も届かず安全な餌場となってしまいます。そして、カラスは記憶力が良いため、何度でもやってきてはごみステーションからごみを引っ張り出すこととなります。
散乱してしまったごみにより、近隣のかたはとても困ってしまうこととなります。必ず、当日の朝8時までに出してください。

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カラスの被害が増えています (PDFファイル/67KB)

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