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「長崎市第5期障害者基本計画」(素案)について、次のようなご意見をいただきました。
令和6年1月24日(水曜日)~令和6年2月22日(木曜日)
5件(1人)
番号 |
意見の内容 |
長崎市の考え方 |
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1 |
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「基本方針3 情報アクセシビリティの向上及び意思疎通支援の充実 (1)情報アクセシビリティの向上」の具体的取組みとして、「市のホームページを活用し、障害福祉サービス事業所や事業内容等についての情報提供の充実を図る」こととしております。 (1)について、計画等文書量が大量であるもののテキストデータの作成にあたっては、可能な限り目次等を付すとともに、 (2)について、元データを加工せず同じ内容の文字情報を記載し、図表については文字の説明を加えるなど、ご意見の内容を踏まえ、テキストデータ化を行ってまいります。 |
2 |
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「基本方針2 安全・安心な生活環境の整備 (2) 移動しやすい環境の整備」の「現状・課題等」における「利用者の個々のニーズや状況に応じた適切な支援」には、ソフト面での支援も含めており、今後とも、ご意見の内容も踏まえながら、ソフト・ハード両面での支援の充実に努めてまいります。 |
3 |
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「基本方針3 情報アクセシビリティの向上及び意思疎通支援の充実」の具体的取組みとして 、 (1)誰もが様々な場所で、必要な市政の情報等を容易に入手することができるよう、ホームページの充実に努めること (2)障害者の情報通信技術(ICT)利活用支援のため、長崎市障害福祉センターにおいて、パソコン講座を開催すること (3)障害者のコミュニケーションの支援を担う人材の育成・確保を図ること (4)市が発行する文書の点字化、音声化等を推進する ことを掲げており、 これらの取組みの推進にあたっては、ご意見の内容を踏まえながら、一層の充実を図ってまいります。 なお、(1)については、PDF化が不要な情報については、テキスト形式で発信するように呼び掛けるなど、庁内で周知を行い、誰もが利用しやすいホームページの運用に取り組んでまいります。 (2)については、現在のところは、障害福祉センターにおいて、音声で操作する視覚障害者のためのパソコン、スマートフォンの講習会については実施していない状況ではありますが、利用者の皆さまからの要望の状況等を踏まえながら、検討を行ってまいります。 (3)については、現在は、日常生活における代筆・代読の支援は、障害福祉サービスの居宅介護や同行援護で対応できることとなっているところです。今後も、ICT技術の進展等を踏まえながら、必要な見直し等を行ってまいります。 (4)については、文書の点字化にあたっては、今後とも正確な表記を行うよう努めてまいります。 |
4 |
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(1)については、ご意見を踏まえ、「基本方針4 防災・防犯等の推進」 の「現状、課題等」について、昨今の状況を踏まえ、「近隣の都市を含む全国で地震、豪雨、台風などの被害が多発しており、より一層防災対策に向けた取組みを推進する必要があります。」と記載します。 (2)については、「施策の方向性」において、「障害の有無に関わらず、全ての市民が必要な情報を速やかに入手できるよう、情報伝達手段の確保を図るとともに、災害が発生し、又はそのおそれがある場合など緊急時の避難支援体制を整備することにより、災害に強いまちづくりを推進します。」としており、具体的な支援については、長崎市地域防災計画 (第3章第26節)の「避難行動要支援者対策計画」等に基づいて対応することとしております。 また、支援物資の配布等の情報については、災害情報共有システム(Lアラート)を活用して配信することで、テレビやラジオ、携帯アプリ、ポータルサイトなどの様々なメディアを通じて情報を入手できるようにしております。 今後、ご意見の内容も踏まえながら、より一層の災害時の支援体制の充実に努めます。 |
5 |
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「選挙に関する情報の提供」の取組みについては、「候補者名、候補者の政見及び経歴に関する情報の提供を行うことにより、障害者が投票しやすい環境を確立します。」としており、ご意見の内容も踏まえながら、選挙に関する情報提供の充実に努めます。 |
「基本方針4 防災・防犯等の推進」 の「現状、課題等」を次のように修正しました。
(修正前)「近隣の都市を含む全国で、豪雨、台風などの被害が多発しており、より一層防災対策に向けた取組みを推進する必要があります。」
(修正後)「近隣の都市を含む全国で地震、豪雨、台風などの被害が多発しており、より一層防災対策に向けた取組みを推進する必要があります。」
「長崎市の考え方」に記載した理由のとおりですが、今後の障害福祉施策の推進にあたり、貴重なご意見として参考といたします。