1 ミカンコミバエとは
ミカンコミバエは、かんきつ、びわ、野菜等に大きな被害を与える害虫であり、台風等の強風により東アジアや東南アジア等から国内へ侵入していることが確認されているため、農林水産省植物防疫所及び長崎県が、長崎市及びJAと協力し、侵入の有無を確認するためにトラップを設置して侵入を警戒しており、万が一、侵入が確認された場合は、直ちに防除対策を実施することになっています。
2 誘殺の状況
長崎市内に設置している調査用トラップ(わな)において、6月18日以降に47頭のミカンコミバエ種群が確認されました(9月24日時点)。
3 テックス板(誘殺板)設置について
ミカンコミバエ種群のまん延を防止するため、農林水産省植物防疫所及び県が緊密に連携し、市及びJA等と協力し、テックス板(誘殺板)を設置します。
※テックス板…約4.5センチメートル×約4.5センチメートルの植物質繊維の板で誘引剤と殺虫剤を含ませたもので、自然に土に還る素材で作られています。
【注意事項】
1.テックス板(誘殺板)には素手で触れないでください
2.触れた場合は、すぐに石鹸で洗い流してください
4 航空防除の実施について
9月14日から17日に、三重地区、外海地区、琴海地区の山林等において小型の有人ヘリコプターを用いて、テックス板(誘殺板)を目視で1枚ずつ落下させる方法で航空防除を実施しています。詳しくは別添チラシをご確認ください。
5 まん延防止に向けたお願い
ミカンコミバエは、果樹や野菜の果実に卵を産み付けます。果実を園地や庭先に放置するとミカンコバエの発生源となる恐れがあるので、取り残した果実は決して放置せず、必ず処分をしていただきますようお願いします。
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