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ヒラメの生食による食中毒に注意しよう


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ページID:0046016 更新日:2025年3月5日更新 印刷ページ表示

クドア・セプテンプンクタータとは

クドア・セプテンプンクタータ(Kudoa septempunctata)(以下クドア)はヒラメに寄生する寄生虫です。
クドアが人に寄生し体内で成育することはありませんが、生食用生鮮ヒラメ(刺身やマリネ等)の喫食により食中毒を引き起こすことがあります。
0.01mm程度の大きさで肉眼では見えません。

症状

食後数時間程度(約2時間~20時間)で一過性の下痢、嘔吐を引き起こします。
症状は軽度で多くの場合発症後24時間以内に回復し、後遺症もないとされています。

予防方法

加熱処理または冷凍処理が有効です。
-20度で4時間以上の冷凍又は中心温度75度5分以上の加熱により病原性が失われることが確認されています。

飲食店事業者のみなさまへ

農林水産省ではヒラメの養殖場・種苗生産施設での管理を行うことにより、クドアの食中毒防止に努めています。
しかしながらヒラメの刺身を提供される場合は、クドアによる食中毒リスクを十分に理解していただき、検査でクドアが陰性であると確認されたヒラメを使用するか、-20度で4時間以上冷凍したものを使用するようお願いします。
また、可能な限りその一部を検食として-20度で2週間冷凍保管するようにしましょう。