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高齢者を対象とした帯状疱疹予防接種(定期接種)


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ページID:0043930 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

 

令和7年度より高齢者等帯状疱疹ワクチン定期接種を開始します

 

帯状疱疹とは

 帯状疱疹とは、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現れる皮膚の病気です。70歳代で発症する方が最も多くなっています。
 また、合併症の一つに、皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

接種期間

 令和7年4月から令和8年3月まで
 対象者には接種に必要なハガキを送付します。ハガキが届いてから、下記に記載の協力医療機関へ直接お申し込みください。

対象者

1 令和7年度に65・70・75・80・85・90・95・100歳以上となる市民の方

(生年月日は以下の通り)
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
75歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日
95歳 昭和 5年4月2日~昭和 6年4月1日
100歳以上の方 大正15年4月1日以前

<対象年齢の経過措置について>
令和7年度から令和11年度までの5年間は経過措置として、その年度内に65・70・75・80・85・90・95・100歳となる方が対象者となります(令和7年度に限り100歳以上の方全員が対象)。経過措置が終了すると、接種当日に65歳の方のみが対象年齢となる予定です。

年度別対象者 (PDFファイル/95KB)

 

2 接種当日60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
※他の定期接種と異なり、60歳以上65歳未満の方のうち、「心臓、じん臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方」については、接種の対象者とはなりません。

​【注意】
ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスク双方について、ご理解いただいた上で本人の意思に基づいた接種をお願いします。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

ワクチンの種類・接種費用など

 次の2種類のワクチンのうち、どちらか1種類を選択して接種します。

対象ワクチンの種類
分類 不活化ワクチン 生ワクチン
名称 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
乾燥弱毒生水痘ワクチン
(ビケン)
違い ウイルスの一部分(感染する能力はない)を原材料として作られる。有効性の持続期間は10年程度。 生きているウイルス(毒性を弱めたもの)を原材料として作られる。有効性の持続期間は5年程度。
接種回数 2回 1回
接種方法 筋肉内に接種 皮下に接種
接種スケジュール 2か月以上の間隔を置いて2回目を接種
※病気や治療により、免疫機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が必要と判断した場合は接種期間を1か月まで短縮できます。
1回で接種終了
接種できない方 免疫の状態に関わらず接種可能です。 病気や治療によって免疫が低下している方は接種できません。
接種に注意が必要な方 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。接種予定の医療機関へご相談ください。 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。

※注意
不活化ワクチンは年度内に2回の接種が必要であり、接種間隔は原則2か月以上になります。そのため、令和7年度内に接種を完了するためには1回目を令和8年1月までに接種してください。なお2回目を令和8年4月1日以降に接種する場合は、定期接種の対象外(全額実費扱い)となりますので、ご注意願います。

​​接種費用(自己負担金)

 
世帯分類 不活化ワクチン
(シングリックス)
生ワクチン
(ビケン)
課税世帯 10,000円×2回 4,000円
非課税世帯 5,000円×2回 2,000円
生活保護受給者・中国残留邦人等 無料 無料

ただし、市民税非課税世帯の方、生活保護受給世帯の方は、接種を受ける際に各種証明書を医療機関へ持参してください。

1 市民税非課税世帯の方

  • 4~5月に接種される方 → 令和6年度の世帯主の市民税非課税証明書(写し可)
  • 6月に接種される方 → 令和6年度又は令和7年度の世帯主の市民税非課税証明書(写し可)
  • 7~3月に接種される方 → 令和7年度の世帯主の市民税非課税証明書(写し可)

※接種者本人もしくは世帯主の後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証または介護保険負担限度額認定証を所持している方はそれぞれの写しでも可。または、後期高齢者医療資格確認書(限度区分が区分Iまたは区分Ii)の写しでも可。

2 生活保護受給世帯の方

  • 長崎市福祉事務所公費負担診療依頼証

3 中国残留邦人等に対する支援給付の支給決定がされている方

  • 中国残留邦人等本人確認証

接種場所

長崎市と委託契約を締結した医療機関
帯状疱疹医療機関(地区別) (PDFファイル/214KB)

 

帯状疱疹ワクチンの効果

 
  不活化ワクチン
(シングリックス)
生ワクチン
(ビケン)
接種後1年時点 9割以上の予防効果 6割程度の予防効果
接種後5年時点 9割程度の予防効果 4割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果 -

 

副反応について

 
主な副反応の発現割合 不活化ワクチン
(シングリックス)
生ワクチン
(ビケン)
70%以上 注射部位の痛み -
30%以上 発赤、筋肉痛、疲労 発赤
10%以上 頭痛、腫れ、胃腸症状、
悪寒、発熱
かゆみ、熱感、腫れ、
痛み、硬結
1%以上 かゆみ、倦怠感、全身の疼痛 発疹、倦怠感

 

他のワクチンとの同時接種について

 帯状疱疹ワクチンは、医師が必要と認めた場合に、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン等と同時接種が可能です。ただし、生ワクチンについては、他の生ワクチンとは27 日以上の間隔を置いて接種してください。

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