給水方式について
給水方式は大きく分けて直結給水方式と貯水槽方式の2種類に分けられます。
貯水槽方式
配水管から貯水槽に水をためてから給水する方式です。
地下にタンクを設置してポンプで給水する方法や配水管の水圧で屋上のタンクに水をため重力で水を供給する方法があります。
配水管の水圧が変動した場合にも安定した給水量を保持できること、断水時にも給水の確保ができることが利点となります。
直結給水方式
配水管の水圧で宅内の蛇口まで水を送る給水方式です。
配水管の水圧で給水する直結直圧給水とポンプで圧力をかけて給水する直結増圧給水があります。長崎市では直結直圧方式は、現地水圧などの条件がありますが、5階建てまで可能となっています。直結増圧給水では、配水管の水圧のみでは届かない高層の建物に直結方式での給水が可能となります。
直結給水方式では、水道水が直接供給されることから安全でより衛生的な水を供給できます。また、貯水槽の設置が不要となるため、貯水槽設置のスペース、費用、貯水槽の清掃が不要となり、設備の管理費用の軽減やエネルギーの有効活用につながることなど、さまざまな利点があります。
このようなことから、住宅の給水方式に関しては直結給水方式を推奨しています。
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