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長崎県内でも数少ない湿地を有する公園で、多くの希少生物が生息していて、子どもから大人まで豊かな自然を体験できます。

昭和40年代から農業の機械化と水稲の減反政策により遊休・老廃地化した水田跡地を平成14年度に自然公園として整備しました。整備にあたっては、トンボ類が生息しやすいように池を造り開けた水面を出来るだけ多くし、多くの植物が生えるよう池の深さも変化を持たせました。その結果、多様な生物が生息する自然豊かな公園となりました。
しかし、経年とともに川からの土砂が堆積し、水深が浅くなったため、ヨシやガマ類が繁茂し、希少な花や植物、水生生物が減少しています。そこで、平成23年度に地域住民と連携しながら「黒崎永田湿地自然公園再整備計画」を策定し、平成24年度から再整備を行っています。
黒崎永田湿地自然公園一帯に生息する生きものたちの一部をご紹介します。園内を散策すると新たな発見があるかも⁈
黒崎永田湿地自然公園の生きものたち~水生生物やトンボ類~ (PDFファイル/1.16MB)
黒崎永田湿地自然公園の生きものたち~昆虫類~ (PDFファイル/447KB)
長崎県内でも数少ない湿地を有する公園であり、公園内の多様な生態系を保全するとともに、訪れる人々が湿地特有の環境と親しみ、楽しめるような公園として再整備を進めています。
既設木道をバリアフリー化し、車いすの方も散策しやすくなりました。また、老朽化した木道の改修を進めています。

希少生物等の生息環境の保全を図るため、湿地内を浚渫するとともに、散策路を増設しています。

加齢に伴い低下しやすい「柔軟性・筋力・バランス力」を効率よく鍛えることができる健康遊具も利用できます。
(健康遊具:7基)

毎年、水辺の生き物観察会を開催しています。
水生生物に詳しい先生のお話を聞きながら園内を散策し、湿地に生息する希少な生物を観察します。
普段、目にすることのない珍しい生き物たちに、子どもから大人まで大興奮!
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黒崎永田湿地自然公園<外部リンク>