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水の安定的な供給をはかるために川の水を堰きとめ、ダムを作ります。
(写真提供:エス・ジー・シー佐賀航空株式会社)
貯水池や河川からポンプで取水し、浄水場へ送ります。
浄水場のすべての働きを、この中央監視室で管理・操作します
流れる水の量を調整し、いっしょに粗いゴミや砂を取りのぞきます。
混和池で加えた凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)の働きによって水の中の小さな浮遊物を沈めやすい大きさの粒子(フロック)にします。
フロック形成池でできたフロックを、傾斜板を利用して早く沈めてとり除きます。
沈でん池できれいになった水をさらにろ過砂でこして細かい浮遊物や細菌をとり除きます。
ろ過池できれいになった水に滅菌剤(次亜塩素酸ソーダ・塩素)を入れて殺菌・消毒します。
浄水の清潔さと水温を保つため、ふたをした池にたくわえておき、使用状況に応じて、水を浄水場から配水池までポンプで送ります。
ポンプ室から送られてきた水をいったんここにたくわえ、わたしたちの家や学校などに配ります。
(写真提供:エス・ジー・シー佐賀航空株式会社)
長崎市では、地形的特徴から高所にも住宅が建ち並んでいるため、配水ポンプ場を数多く設けて、十分な水量・水圧を確保しています。(市内27ヶ所)