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平和の母子像


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ページID:0002024 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

平和の母子像

平和の母子像の画像

それぞれの「あの日」を生きつづける女たちの、たぎる思いをひとつにあわせ、再び、あの惨禍をくり返さぬ誓いをこめて、ここにこの像を建てる。戦争も核兵器も許してはならない。命ある全てのものが生きる、この緑の大地を、地球を守ろう。あれから四十余年、いま第二の核戦争へとシグナルは点滅し、地球は破滅の渕にある。ああ、あの閃光の下で、幾万もの男女、無数の母と子が灼かれ、ひき裂かれ息絶えた。
男たちが戦場に向かったとき、女たちもまた勝利を祈った。しかし、広大な大陸や、はるかな海の島々では、数知れない人々の血が流されていった。そして遂に一九四五年、沖縄での惨劇についで、八月六日広島、九日長崎への非道な原子爆弾攻撃に至った。

一九八七年八月一日
長崎平和の母子像を建てる会

  • 設置年月日 昭和62年8月1日
  • 設置者 長崎平和の母子像を建てる会
    呼びかけ人代表 宮田ヱキ
  • 設置目的 平和への切なる願いを次世代へ伝える
  • 作者 長崎平和の母子像の会
  • 寸法 全長4.3メートル 奥行2メートル 高さ2.6メートル
  • 材質 レリーフ:合金製 碑文:黒御影石