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原爆句碑


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ページID:0002023 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

原爆句碑

原爆句碑の画像

なにもかもなくした手に四枚の爆死証明 松尾あつゆき

凍焦土種火のごとく家灯る 下村ひろし

原爆忌の氷塊となり挽き切らる 久保田翠

厚葉夜は垂れて爆土のアマリリス 島田輝子

蝉籠に蝉の眼のあり原爆忌 柳原天風子

雲暑しわが籍ける草死者の花 田原千暉

原爆の日の?にむせびけり 山口半染草

武器つくるけむりが原爆忌の夜雲 隈治人

弯曲し火傷し爆心地のマラソン 金子兜太

原爆忌戸口をおそう海の太陽 芝生南天

枯れる向日葵被爆の僕に種こぼす 井川清澄

夕焼雀砂あび砂に死の記憶 穴井太

  • 設置年月日 昭和36年8月建立、昭和63年6月20日移転
  • 設置者 長崎県俳句協会
  • 寸法 碑:高さ1.8メートル、幅1.03メートル、奥行き0.48メートル 台座:高さ0.4メートル、幅1.85メートル、奥行き1.25メートル