盆踊り(東樫山)
- 所在地 長崎市樫山町
- 保持団体 盆踊り(東樫山)保存会
- 組織 東樫山自治会を中心に、盆踊り保存会を結成して保存している。
- 上演期間 8月14日~16日
- 上演場所 曹洞宗天福寺の庭
- 指定状況 無指定
由来
東樫山は、隠れキリシタンの里ということが注目され、仏教徒を装うため盆踊りをするようになり、幕末ごろ、崎戸村(現崎戸町)平島から伝えられたと言われている。
芸能の構成
西彼半島西海岸各地には、大瀬戸町松島を根源とする口説き調の盆踊りが広く分布し、もとは男が女の、女が男の浴衣で踊っていた。
- 「やっとせー…年代は不明だが、崎戸方面に出稼ぎに行った漁師たちが習い覚え、酒樽を叩いて踊った。
- 「踊りよっこでさいさい」…昭和初期、大澤(滋賀県)の紡績工場に出稼ぎに行った乙女たちが持ち帰り定着した。宴会の最後はこの踊りが出る程である。