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竿浦・江川浮立


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ページID:0001304 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

竿浦・江川浮立

竿浦・江川浮立

  • 所在地 長崎市末石町
  • 保持団体 竿浦・江川浮立保存会
  • 組織 竿浦・江川浮立保存会を組織し、指導員・運営委員・世話人等の役員、囃子方の現役役員など、総員約70名で構成されている。
  • 上演期間 11月3日(文化の日)
  • 上演場所 竿浦大山祇神社並び竿浦・江川地区内巡回披露
  • 指定状況 無指定

由来

旧竿浦村(現竿浦町・江川町・末石町)には、慶応年代初期深堀藩主から善良な農民たちに「浮立の道具」が授けられたと伝えられている。
この浮立は、行列浮立が原型で、五穀豊穣祈願のための田祈祷雨乞い等の浮立と深堀公の佐賀鍋島藩への参勤交代を模した大名行列が合わさった行列浮立として伝承されていたが、行列は昭和29年秋に披露されて以来途絶えている。今日では、大太鼓、締太鼓、笛、鉦で編成される囃
子方(浮立)のみが継承され、地域の年中行事・大山祇神社の秋の例祭の折、披露されている。

芸能の構成

囃子方(浮立)は、笛、大太鼓、締太鼓、鉦で構成され、道行き→入りは→庭→まくり→上廻し→出は→道行きの順に演じられる。これを「ひとには」という。
更に「だんぎり、かわら拍子、ひゅうひゅうどんどこ」など三種のメロディから構成される「なぐさめ拍子」と称するものがあり、大太鼓の上で鬼の面をかぶる若者が両手に扇子をかざし、舞を演ずるのが特徴となっている。