新橋町阿蘭陀万才

- 所在地 長崎市諏訪町
- 保持団体 旧新橋町町会くんち奉賛会
- 組織 旧新橋町町会でくんち奉賛会を結成して、保存継承に努めている。
- 上演期間 10月7日・8日・9日(踊町年番の年)
- 上演場所 諏訪神社境内、お旅所(大波止)、中央公園、八坂神社
- 備考
- 阿蘭陀万才を奉納している踊町は、現在他に栄町と万才町がある。
- その後何回となくくんちに参加したが、万才、才三とのからみとして町娘、唐子等が登場し賑やかな演出となった。
由来
三河万才のオランダ版として作詞されたと考えられる歌詞で、江戸時代に京阪地方で琴唄として使われていた。これを昭和8(1933)年に長唄舞踊「おらんだ万才」として創作発表され、昭和9年に町検番に伝わったものである。昭和26(1951)年に新橋町から長崎くんちに奉納された。
芸能の構成
踊り子は、シルクハットをかぶり南蛮服装で唐扇子を手にした万才と鼓をもったピエロ風の才三の一組である。胡弓、木琴などの明清楽につれて踊り、ある瞬間二人のポーズが十字架になったりする。
- 新橋町の阿蘭陀万才は、長崎検香の踊り手が主体となっている。
- 由和61年オランダ万才(長崎検番)万才、才三、町娘。
- 平成6年オランダ万華鏡(花柳寿々女師匠)町内子ども達多数出演。