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聖福寺の梵鐘


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ページID:0001268 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

聖福寺の梵鐘

(しょうふくじのぼんしょう)

市指定有形文化財

聖福寺の梵鐘

指定年月日 昭和51年12月15日

所在地 長崎市玉園町3番77号聖福寺域内

当寺開基(かいき)鉄心道胖(てっしんどうはん)の兄唐通事西村七兵衛の遺志を承け子作平次が母と計り、梵鐘1口を寄進した。元禄7年(1694)5月であった。鋳工の名は見えない。のち2代住持(じゅうじ)暁巌元明(ぎょがんげんめい)の時改鋳の議が起こり、享保2年(1717)長崎の鋳工安山弥兵衛国久(あやまやへえくにひさ)が鋳造した。鉄心の没後7年であったが、その音色秀れ音量豪壮で遠く郊外にまで響くので、里人は「鉄心の大鐘」と呼んで親しんだ。戦時中の金属回収を免れ現存する。安山国久の一類は金屋・阿山等の姓でも諸資料に見える鋳物師(いもじ)で市内外の仏寺梵鐘の大部分を造ったが、多くは供出されて今はない。国久の作は青銅塔(市指定文化財)が遺っている。

備考

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