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西勝寺文書「きりしたんころび証文」


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ページID:0001263 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

西勝寺文書「きりしたんころび証文」

(さいしょうじもんじょ「きりしたんころびしょうもん」)

県指定有形文化財

西勝寺文書「きりしたんころび証文」

指定年月日 昭和39年3月16日

所在地 長崎市上町5番19号 西勝寺内

このころび証文は、キリシタン信者の九介夫婦が、幕府のキリシタン弾圧に堪えかねて改宗を誓い、このことを奉行所へ届け出るため書いた証文であるが、書き損じたため、西勝寺に残ったものであると裏書にある。
ころびとは、キリシタンをすてて仏教に転宗することをいう。ころび証文とは、転宗した事を神仏に誓う誓詞(起請文)である。この証文には、キリシタン目明しであったころび伴天連沢野忠庵(クリストバン・フェレラ)了順・了伯の誓書が書きそえてあり、正保2年(1645)乙酉の年号も書かれていることから、日本切支丹資料として貴重なものである。