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紙本著色 シーボルト瀉血手術図


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ページID:0001259 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

紙本著色 シーボルト瀉血手術図

(しほんちゃくしょく しーぼるとしゃけつしゅじゅつず)

国認定旧重要美術品

紙本著色シーボルト瀉血手術図

指定年月日 昭和10年8月3日

所在地 長崎市立山1丁目1番1号 長崎歴史文化博物館

川原慶賀筆、1820年代末の制作。「慶賀」の朱印と、Toyoskij(慶賀の通称登与助)の署名がある。
本図は、西洋人医師が外科手術をしている場面を描いたもので、長崎の洋風画の典型的なものである。図中、被術者の顔が最も目立つが、これはフランスの石版画家ボアリーの石版画シリーズ「しかめ面」の中の一人物の顔をそのまま借用したものである。
苦痛を忍ぶ患者のリアルな表現に西洋の版面を利用したところに、慶賀の着目の卓抜さが窺えると同時に、彼の洋画研究の一側面を見ることができる。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 路面電車「桜町」下車徒歩7分
  2. バス「桜町公園前」下車徒歩3分

(補足)公開の有無は所在地に直接お問い合わせください