ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 文化観光部 > 文化財課 > 諏訪神社の能関係資料

諏訪神社の能関係資料


本文

ページID:0001254 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

諏訪神社の能関係資料(能面・能衣装・雑具)

(すわじんじゃののうかんけいしりょう)

県指定有形民俗文化財

諏訪神社の能関係資料

指定年月日 昭和59年9月18日

所在地 長崎市上西山町18番15号 諏訪神社内

現在、同社には45面の能面が保存されているが、そのうち31面は、出目栄満(でめよしみつ)の作である。
諏訪神社の能舞台は延宝7年(1679)につくられ、能太夫には宝生流早水家が任命きれていた。この面の大部分は同社の舞台完成の際に用意されたものと考えられる。
能衣装の大半も舞台完成時に用意され、厚板(あついた)・唐織(からおり)・蜀江錦(しょっこうにしき)などがあり、その他能楽用具・能舞台下絵などを含め106点がある。これらのものは、長崎地方における芸能文化史関係資料として貴重である。
なお、同社の能舞台は、安政4年(1857)の大火で焼失し能楽もまた明治元年には廃止されていたが、平成9年(1997)5月に国立能楽堂において、能「諏訪」が復曲上演された。