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中島川石橋群(4橋)


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ページID:0001250 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

中島川石橋群(4橋)阿弥陀橋・高麗橋・桃渓橋・袋橋

(なかしまがわいしばしぐん)

市指定有形文化財

中島川石橋群(4橋)

指定年月日 昭和46年10月21日

所在地

  • 長崎市西山3丁目と片淵5丁目の間(高麗橋)
  • 長崎市出来大工町と伊勢町の間(桃渓橋)
  • 長崎市古川町と栄町の間(袋町)

大川と呼ばれていた今の中島川に寛永11年(1634)最初の石橋眼鏡橋が架けられて以後、17世紀末までに中島川と直交する道路筋のほとんどに石橋が架けられた。最多時にはこの水系だけで17~18基を数え、崩流滅失の際も石橋で再架され、密集した中島川石橋群としての景観を誇っていたが、昭和57年(1982)7月の大水害でその多くを失った。その後、延宝7年(1679)僧卜意(ぼくい)が架けた桃渓橋と架橋者名・架橋年代について拠るべき記録のない袋橋は大水害で一部損傷したが原形に復された。また、承応元年(1652)中国人により架けられ、慶応2年(1866)池島正助により再架された高麗橋は、平成5年(1993)3月に西山ダム下に移築復元された。元禄3年(1690)に園山善爾(そのやまぜんじ)により架けられた阿弥陀橋は、現在移築復元場所を検討中であり、石材は平山台に保管されている。

備考

(補足)地図は目的地周辺のおおむねの位置を示しています