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興福寺三江会所門


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ページID:0001239 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

興福寺三江会所門

(こうふくじさんこうかいしょもん)

県指定有形文化財

興福寺三江会所門

指定年月日 昭和37年3月28日

所在地 長崎市寺町4番32号 興福寺境内

江南(こうなん)・浙江(せっこう)・江西(こうせい)3省のいわゆる三江の出身者が明治11年(1878)三江会を設立し、事務所を当寺内に置いた。書院の老朽化が著しく、復旧の見込みがなかったので明治13年(1880)解体し、その跡に三江会所を建てて集会所とした。昭和20年(1945)原爆で大破したので除却され、現在はその門だけが遺存する。中央に門扉、左右は物置の長屋門式建物。外面は門扉を中心に左右に丸窓を配し、他は白壁、門扉部分上部の棟瓦を他よりも一段高くした簡素清明な意匠である。大雄宝殿再建と同じ中国工匠の手になると思われ、肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)・彫物・高い敷居など細部は中国式の手法が窺える。

備考

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路面電車・バス「市民会館」下車徒歩5分