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興福寺鐘鼓楼


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ページID:0001238 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

興福寺鐘鼓楼

(こうふくじしょうころう)

県指定有形文化財

興福寺鐘鼓楼

指定年月日 昭和37年3月28日

所在地 長崎市寺町4番32号 興福寺境内

寛文3年(1663)市中の大火で寺内ことごとく類焼のあと、この鐘鼓楼は元禄4年(1691)に再建。更に享保15年(1730)重修。この時の棟梁(とうりょう)は高木弥源太・同久治平の名が棟札(むなふだ)にある。その後も度々修理が加えられた。
重層の上階は梵鐘を吊り太鼓を置いたが、梵鐘は戦時中に供出して今はない。階下は禅堂に使用された。上層は梵鐘太鼓の音を拡散させるため、四方に火灯窓(かとうまど)を開き、周囲に勾欄(こうらん)を付ける。軒廻りは彫刻彩色で装飾され、他の木部は朱丹塗り。屋根の隅鬼瓦は、外向き(北面)が鬼面で内向き(南面)が大黒天像という珍しい例。福は内、鬼は外の意味と解される。日本人の工夫である。

備考

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路面電車・バス「市民会館」下車徒歩5分