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崇福寺蔵 仏舎利塔並びに舎利殿


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ページID:0001214 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

崇福寺蔵 仏舎利塔並びに舎利殿

(そうふくじぞう ぶっしゃりとうならびにしゃりでん)

市指定有形文化財

崇福寺蔵仏舎利塔並びに舎利殿

指定年月日 昭和50年3月10日

所在地 長崎市鍛冶屋町7番5号 崇福寺内

本品については末次平蔵(すえつぐへいぞう)とその母長福院(ちょうふくいん)の寄附に係り内に即非の舎利が納めてあるとの市史の記載が信じられていたが、近年崇福寺三代住持(じゅうじ)大衡が書く巻物の発見及びその判読によって、即非禅師が朝夕礼拝されていた仏舎利塔であることが判明した。なかの水晶と真鍮(しんちゅう)製の舎利塔は中国よりの舶載品に相違ないが、外の舎利殿は中国製か日本製か今後の研究にまちたい。いずれにしろ即非禅師が朝夕参拝し、必ず唐僧に伝えて大切にせよと言い残されているものなので、長崎に伝承された中国様式の工芸品として十分に文化財としての価値が認められる。