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崇福寺大雄宝殿


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ページID:0001196 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

崇福寺大雄宝殿

(そうふくじだいゆうほうでん)

国宝

崇福寺大雄宝殿

指定年月日 昭和28年3月31日

所在地 長崎市鍛冶屋町7番5号

福州出身の在留唐人が中心となって、福州から僧超然を招き創立した寺。釈迦(大雄)を本尊とする大雄宝殿は、大檀越(有力な財物施与者)何高材の寄進により、中国で切組み唐船で運び正保3年(1646)上梁建立された。当初は単層屋根(たんそうやね)。35~6年後の延宝天和の頃、外観重層を付加し現在の姿となった。下層部分は軒回りの逆凝宝珠束(ぎゃくぎぼしづか)の持送りや、前廊部分が俗に黄檗(おうばく)天井と呼ばれるアーチ型の天井であるなど、中国建築様式であるのに対して、上層部の建築細部様式は和様を基調とし、しかも両者は違和感なく調和している。この上層部の意匠は福済寺大雄宝殿(原爆焼失)のそれに類似する。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 路面電車「崇福寺」下車徒歩3分
  2. バス「崇福寺入口」下車徒歩3分