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絹本著色不動明王三童子像


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ページID:0001179 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

絹本著色不動明王三童子像

(けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうさんどうじぞう)

国指定重要文化財

絹本著色不動明王三童子像

指定年月日 平成2年6月29日

所在地 長崎市立山1丁目1番1号 長崎歴史文化博物館

長崎の某家に旧蔵していたものを、長崎の古美術愛好家8名が譲り受け、昭和7年(1932)「除病延命祈願為」清水寺に寄進したものである。
海中の岩座に立ち正面を見据える不動明王と三童子、倶利迦羅竜(くりからりゅう)のまつわる宝剣を描く。衣文線(えせんもん)は肥痩(ひそう)の強い墨線で引き、着衣の文様は金泥、彩色で細かく描くなど、鎌倉時代後期の作風を示している。
迫力ある描写や、火災・羂索(けんさく)・頭髪を靡(なび)かせ、強い風をあらわす動的な表現などに、筆技の並でないところが見られ、類例の少ない三童子をあらわす作品であると同時に、3メートル近い大幅の不動明王画像として注目される。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 路面電車「桜町」下車徒歩7分
  2. バス「桜町公園前」下車徒歩3分

(補足)公開の有無は所在地に直接お問い合わせください