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清水寺の梵鐘


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ページID:0001168 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

清水寺の梵鐘

(せいすいじのぼんしょう)

市指定有形文化財

清水寺の梵鐘

指定年月日 昭和51年7月20日

所在地 長崎市鍛冶屋町8番43号

京都清水寺の真言僧慶順(けいじゅん)が元和9年(1623)当寺を開創。寺観の整備に意を用い、寛永19年(1642)博多の豪商伊藤小左衛門尉(いとうこざえもんじょう)吉次の援資により、京都三条釜座(かまざ)伊豆守藤原朝臣(ふじわらあそん)真次の鋳造(ちゅうぞう)した梵鐘1口を得た。戦時中の金属回収も免除された名鐘で、長崎に現存する日本の梵鐘では最古のもので、また京都の鋳物師(いもじ)の鋳造したものは現在これだけである。
禁制品の武具類を朝鮮へ密輸出して抜荷(ぬけに)の罪で捕えられ、寛文7年(1667)11月一味の首魁(しゅかい)として磔刑(たっけい)に処せられた伊藤小左衛門吉直は、吉次の子であったが、当時の貿易は大体抜荷と紙一重であったから巨万の財を得た。

備考

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  1. 路面電車「崇福寺」下車徒歩約8分
  2. バス「崇福寺入口」下車徒歩約8分