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圓福寺の梵鐘


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ページID:0001154 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

圓福寺の梵鐘

(えんぷくじのぼんしょう)

市指定有形文化財

圓福寺の梵鐘

指定年月日 平成17年8月22日

所在地 長崎市香焼町1034 圓福寺境内

長崎の原市郎左衛門(功徳主)、伊藤仁兵衛(募縁主)らによって寄進されたもので、鋳工は安山弥兵衛國逵(あやまやへえくにき)であった。元禄(げんろく)5年(1692)の紀年銘がある。高さ106.5センチメートル、口径47.0センチメートルを測る。
阿(安)山家は、長崎鍛冶屋町の鋳物師(いもじ)で、長崎とその周辺に梵鐘など多くの鋳造品を製作している。弥兵衛國逵は、圓福寺の他にも、記録等では長崎の悟真寺、浄安寺、三宝寺などの梵鐘を鋳造している。
阿(安)山家歴代が製作したものの大部分は戦時中の金属供出で失われ、現存しているものは、崇福寺の梵鐘(県指定有形文化財)、青銅塔(市指定有形文化財)、円成寺の梵鐘(市指定有形文化財)など実にわずかである。

備考

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バス「香焼行政センター前」下車徒歩10分