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北渓井坑跡


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ページID:0001148 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

北渓井坑跡

(ほっけいせいこうあと)

市指定史跡

北渓井坑跡

指定年月日 平成17年8月22日

所在地 長崎市高島町99番地1

高島では、佐賀藩により19世紀はじめから商品生産としての採炭が行われていたが、慶応4年(1868)4月、グラバー商会との合弁事業として高島炭坑開発の共同経営が開始された。その後、イギリス人技師モーリスを招き、明治2年(1869)4月、本村の海岸に近い低地に日本最初の蒸気機関による立坑(たてこう)が開坑された。ヨーロッパから最新の技術と機械が導入された北渓井坑は、深さ約43メートル、日産300トンを出炭したといわれる。その後、明治7年(1874)1月に官営となったが、同年11月には後藤象二郎(ごとうしょうじろう)に払い下げられ、明治9年(1876)まで稼働した。我が国における初期の近代的炭坑施設として価値が高い。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 高島港より徒歩30分
  2. 循環バス「本町」下車徒歩1分