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外海キリシタン関係伝承地


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ページID:0001147 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

外海キリシタン関係伝承地

(そとめきりしたんかんけいでんしょうち)

市指定史跡

指定年月日

平成17年3月16日

所在地

バスチャン屋敷跡

長崎市新牧野町1359番地7

次兵衛岩洞窟

長崎市神浦扇山町403番地4

外海キリシタン関係伝承地

江戸時代、禁教令による厳しいキリシタン弾圧の中、外海地方の多くのキリシタンが潜伏して信仰を維持し続けた。これらは、外海キリシタンの信仰を集め、守り伝えられてきたキリシタンに関する伝承地である。

バスチャン屋敷跡/禁教令により外海地方の神父がすべて追放された後、日本人で洗礼名バスチャンという伝道者がこの地方のキリシタン達を指導したといわれている。バスチャンは追手を逃れるため隠れ家を転々としたと伝えられており、この地もそのひとつといわれている。

次兵衛岩洞窟/日本人司祭トマス次兵衛は別名金鍔(きんつば)次兵衛とも呼ばれる。禁教令による迫害を逃れマニラに渡ったが、後に密かに帰国し、厳しい取り締まりの中変装し次々と居場所を変えて各地を宣教し、寛永14年(1637)捕らえられ長崎で殉教したと伝えられる。次兵衛岩洞窟は、次兵衛神父が潜伏していた隠れ家として伝承されてきた場所である。

地図

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