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ド・ロ神父 大平作業場跡


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ページID:0001144 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

ド・ロ神父 大平作業場跡

(ど・ろしんぷ おおだいらさぎょうじょうあと)

市指定史跡

ド・ロ神父 大平作業場跡

指定年月日 平成17年1月4日

所在地 長崎市西出津町1195-26

ド・ロ神父は明治12年(1879)外海地方に赴任してくると同時に地域住民の福祉と生活向上のため、さまざまな福祉活動・慈善事業に尽力した。農業振興もそのひとつであり、明治17年(1884)から出津変岳(へんだけ)の原野を開墾し農園を開いた。この大平にある作業場跡も開拓に伴い設置されたもので、建設年代は開墾事業が完成する明治34年(1901)頃と推定される。作業場跡は、石造を主体とし、正面の一部が煉瓦造の堅牢な平屋建物で、通称ド・ロ壁(かべ)の技術が用いられており、愛馬を繋いだといわれる留金具などが残る。ド・ロ神父の多岐にわたる福祉活動の一端を示す遺構として価値が高い。

備考

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