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阿蘭陀通詞加福家墓地


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ページID:0001123 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

阿蘭陀通詞加福家墓地

(おらんだつうじかふくけぼち)

市指定史跡

阿蘭陀通詞加福家墓地

指定年月日 平成12年4月28日

所在地 長崎市寺町晧臺寺後山墓地内

加福家は代々阿蘭陀通詞を継承した家柄である。始祖吉左衛門は初めポルトガル語の通訳として勤めていたが、ポルトガル人の国外退去に伴って阿蘭陀通詞へと移行した。寛文4年(1664)小通詞となり、その後寛文8年(1668)には、大通詞に就任している。阿蘭陀通詞の大役である江戸番通詞も勤めたが、元禄2年(1689)江戸参府の際、72歳で没している。
加福家は、吉左衛門の後、明治維新に至るまで八代にわたって阿蘭陀通詞を勤めている。吉左衛門の他に3代喜七郎、4代喜蔵、5代安次郎及び6代新右衛門がそれぞれ年番大通詞に就任している。墓地内には、大小併せて29基の墓碑があるが、中には寛文(1661~72)年間の墓碑もほぼ原型のまま残っていることもあり、大変貴重であるといえる。

備考

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地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています

  1. 路面電車・バス「市民会館」、「思案橋」下車徒歩20分
  2. バス「風頭山」「風頭町」下車徒歩10分
  3. 路面電車「めがね橋」下車徒歩25分
  4. 長崎バス「中央公園前」・県営バス「親和銀行前」下車徒歩25分