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福建会館(正門・天后堂)


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ページID:0001122 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

福建会館(正門・天后堂)

ふっけんかいかん(せいもん・てんこうどう)

市指定有形文化財

福建会館(正門・天后堂)

指定年月日 平成12年4月28日

所在地 長崎市館内町11番4号

福建会館の前身は江戸後期に遡るが、明治元年(1868)『八閩(はちびん)会館』として正式に発足した。その後、明治30年(1897)に至り建物を全面的に改築し、福建会館と改称した。
会館本館(会議所)の建物は原爆により倒壊したため、現存するのは正門と天后堂などである。
正門は、三間三戸の薬医門(やくいもん)形式で、中国風の要素も若干含んでいるが、組物(くみもの)の形式や軒反りの様子、絵様(えよう)の細部など、主要部は和様の造りとなっている。これに対し、外壁煉瓦造の天后堂は架構法(かこうほう)なども純正な中国式を基調とし、一部木鼻(きばな)や欄間(らんま)は、和様に従っている。このように、様式的には和・中の併存であり、中国との交流の歴史が凝縮された建造物であるといえる。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 路面電車「新地中華街」下車徒歩約8分
  2. バス「長崎新地ターミナル」下車徒歩約8分