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(ふかほりじんじゃのとりい)
指定年月日 平成10年4月30日
所在地 長崎市深堀町5丁目177番地 深堀神社
この鳥居(石神門)は2代目であり、寛文3年(1663)、21代志摩守茂春(しまのかみしげはる)が初めて石神門を造建した。その後文政11年(1828)の秋に台風のため石神門が倒れた。この台風では長崎付近の各地も大きな被害を受けた。天保8年(1837)、深堀地区では農作物が大いに稔り復興したので、これはすべて神慮によるものとして深堀藩の執事(しつじ)、氏子(うじこ)などが奮起して建てたのが現在の鳥居である。(石工 防州徳山住 有田与治右衛門)。
この鳥居の柱には、深堀創設の由来が刻してあるが、このようにその由来を刻んである鳥居は深堀の歴史を知る上で重要なものである。
備考
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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています
バス「鍛冶町」「深堀」下車徒歩5分