ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 文化観光部 > 文化財課 > 式見乙宮神社の絵馬

式見乙宮神社の絵馬


本文

ページID:0001118 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

式見乙宮神社の絵馬

(しきみおとみやじんじゃのえま)

市指定有形文化財

式見乙宮神社の絵馬

指定年月日 平成10年4月30日

所在地 長崎市向町316番地 乙宮神社内

乙宮神社拝殿に奉納額は第一面・第二面を連続仕立てとし、奉納絵馬は別額仕立てとして保管してある。
奉納額の奉納者は藤原(渡辺)綱豊(つなとよ)であるが、万延元年(1860)大村領式見浦手代として着任した綱豊は、翌文久元年(1861)同地が干害で住民が困窮している実態を見て甘藷(かんしょ)栽培、加工食糧保存を指導した。
藩主大村純煕(すみひろ)は綱豊に稈(わら)150俵を賜給(しきゅう)するが、その感謝の意を表して大村藩内の俳人に連絡し、75名から100句を集め奉納額とした。同時に綱豊は幕末期の大村藩絵師山崎雲仙に式見浦の漁撈法である縫切網(ぬいきりあみ)を描かせている。
奉納絵馬の奉納者は渡辺長吉(わたなべちょうきち)であるが、絵柄は式見浦を西海岸から一望する背景に千石船が乙宮神社前を通過する場面を描いており、他に帆船七隻が描かれている。

備考

地図検索<外部リンク>

バス「式見」下車徒歩3分

(補足)公開の有無は所在地に直接お問い合わせください