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竪削盤


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ページID:0001078 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

竪削盤

(たてけずりばん)

国指定重要文化財

竪削盤

指定年月日 平成9年6月30日

所在地 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式会社長崎造船所「史料館」

竪削盤は、金属加工に用いられる工作機械で、刃物を取りつけた台が上下に往復運動して金属を切削し、平面加工、溝、軸穴加工等を行うもので、1856年、オランダ・ロッテルダムにあるオランダ汽船会社で製造された。
幕府が、長崎製鉄所建設のため、安政4年(1857)にオランダより工作機械18台等を購入したもののひとつである。その後、大正3年(1914)に三菱合資会社彦島造船所に移されたが、昭和28年(1953)長崎造船所に戻ってくる。
日本最初の洋式工場で使われた現存する我が国最古の工作機械であり、日本工業の原点となるものとして産業技術史上貴重なものである。

備考

地図検索<外部リンク>

バス「飽の浦公園」下車徒歩3分