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本河内高部貯水池内石橋


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ページID:0001060 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

本河内高部貯水池内石橋

(ほんごうちこうぶちょすいちないいしばし)

市指定有形文化財

本河内高部貯水池内石橋

指定年月日 昭和53年12月20日

所在地 長崎市本河内3丁目 本河内高部貯水池内

一の瀬川の上流、妙相寺川には、自然石で築いたアーチ石橋が数多く見られた。これはその一つで、明治22年(1890)に造成された水源地にそのまま水没し、現在まで遺ったものである。石の隙間には小石を充填(じゅうてん)し、橋面には土かぶりを施したと思われるが、水没中に洗い流され、現在は骨格的石組だけとなっている。平時は水中に没し、渇水時にだけ姿を現わす。架橋の年代は不詳であるが、明治2~3年(1869~70)頃現川の住民が、本河内の野石造りアーチ石橋を真似て、現川にも架けたという記録があるから、恐らく幕末期のものであろう。