ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 文化観光部 > 文化財課 > 春徳寺の梵鐘

春徳寺の梵鐘


本文

ページID:0001049 更新日:2024年11月11日更新 印刷ページ表示

春徳寺の梵鐘

(しゅうとくじのぼんしょう)

市指定有形文化財

春徳寺の梵鐘

指定年月日 昭和51年12月15日

所在地 長崎市夫婦川町11番1号 春徳寺域内

当寺開山泰室清安は慶安3年(1650)梵鐘1口を造った。施主は枝村八郎兵衛尉重勝、鋳工は江戸御花入屋閑入(おはないりやかんにゅう)、銘は元南禅寺高台寺住三江紹益(さんこうしょうえき)。枝村氏は当寺大檀越長崎代官末次平蔵家の家臣か。鋳工閑入は生国は肥前長崎、氏は松田、徳川家御用御花入師でまた仏具屋閑入とも名乗った。慶安元年(1648)家康33回忌で五箇所糸割符人から日光東照宮に献上した高約5.5メートルの銅燈籠1対(金500両)、また慶安4年(1651)家康36回忌で出雲の松平出羽守直政(まつだいらでわのかみなおまさ)が上野東照宮に献上した銅燈台1対は共に閑入の作。銘誌の三江紹益は泰室清安の師である。幸いこの鐘は戦時中の金属回収による供出を免れた。

備考

地図検索<外部リンク>

  1. 路面電車「新中川町」下車徒歩10分
  2. バス「中川町」下車徒歩10分