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都市間の交流 ライデン市

更新日:2023年5月18日 ページID:030544

都市間の交流 ライデン市

LEIDEN

ライデン ライデン

  • 面積:23.2平方キロメートル
  • 人口:約12万人
  • 提携:2017年(平成29年)11月24日
  • 特色:アムステルダムの南西約40kmに位置する南ホラント州(州都はハーグ)の基礎自治体

街の紹介

ライデン

ライデン

ライデン市は、19世紀に出島の商館医として赴任したシーボルトが長崎を離れたあと、日本の研究を行ったまちです。アムステルダムの南西約40kmに位置する南ホラント州の基礎自治体。

オランダ独立戦争では、スペイン軍に徹底抗戦して勝利し、これを記念してウィレム一世が1575年にオランダ最古の大学であるライデン大学を設立しました。シーボルトハウスや国立民族学博物館などに、シーボルトの日本での収集品が数多く保管されています。

締結のきっかけ

日本における西洋医学の基礎を築くとともに、日本の近代化に大きく寄与したシーボルトにかかる歴史的なつながりがあり、今でも多数のシーボルト・コレクションが所蔵・展示されています。2013年(平成25年)2月に市民友好都市を締結したライデン市とは、出島復元整備事業等における行政間の協力・交流のみならず、大学間の交流など様々な分野での交流が深まっていたため、ライデン市からの提案を受け、姉妹都市を提携しました。
(2017年(平成29年)9月1日に長崎市議会で議決)
ライデン1. ライデン

交流の状況

時期

主な交流状況

1996年(H7)

・政府が主催する「日蘭架け橋計画」により、オランダ博物館・美術館関係者が来崎。

・ライデン国立民族学博物館から出島復元事業に対し、資料提供など協力を受ける。

1998年(H10)

・長崎大学とライデン大学が大学間学術協定を締結(以降、毎年交換留学生を相互派遣)。

2012年(H24)

・シーボルト記念館(長崎市)がシーボルトハウス(ライデン市)と友好博物館提携。

・出島がシーボルトハウス(ライデン市)と友好博物館提携。

・出島とライデン国立民族学博物館が協力提携。

・出島とライデン大学人文学部が協力提携。

2013年(H25)

・アンリ・レンフェリンク市長一行が来崎し、出島カピタン部屋で市民友好都市提携締結。

・嶋崎 真英 在長崎オランダ名誉領事、上田 惠三 長崎日蘭協会会長一行がライデン市を訪問。

2014年(H26)

・ライデン市のシンゲルパークプロジェクトのため、桜の苗木を寄贈。

・「子どもゆめ体験」で、長崎市の中学生15人がライデン市を訪問し、ホームスティを体験。

・出島及びシーボルト記念館との協議のために、クリス・スヒールメイヤー シーボルトハウス館長一行が来崎。

・ライデン国立民族学博物館のマティー・フォラー学芸員が出島復元整備事業への協力とそれによる日蘭交流の促進に寄与したとして、オランダ王国オラニエ・ナッソー勲章、旭日小綬章及び長崎市政協力表彰を受章。

2015年(H27)

・ライデン国立民族学博物館のマティー・フォラー学芸員が来崎し、まちづくりと出島について講演会を行う。

・上田 惠三 長崎日蘭協会会長一行がライデン市を訪問。

・第10回シーボルトコレクション国際会議等について協議を行うために、クリス・スヒールメイヤー シーボルトハウス館長一行が来崎。

2016年

(H28)

・ライデン市職員ジェシカ・ヒルホーストさんが自治体職員協力交流事業(LGOTP)で来日し、長崎市で研修を受けるとともに、小中学校などの講座でライデン市やオランダを紹介。

・「子どもゆめ体験」で、長崎市の中学生16人がライデン市を訪問し、ホームスティを体験。

・第10回国際シーボルトコレクション会議が長崎市で開催され、シーボルトハウスのクリス・スヒールメイヤー館長をはじめ、オランダ、ドイツ、日本のシーボルト研究者が一堂に集う。

2017年

(H29)

・嶋崎 真英 在長崎オランダ名誉領事、長崎日蘭協会一行がライデン市を訪問。
・アンリ・レンフェリンク市長をはじめとするライデン市訪問団が、出島表門橋完成記念式典に合せて来崎し、市議会議場において姉妹都市提携調印式を開催。

2018年

(H30)

・「子どもゆめ体験」で、長崎市の中学生16人がライデン市を訪問し、ホームスティを体験。

・長崎東高校創立70周年記念事業として、高校生6人がホームステイ、交流校との課題解決型学習、ライデン市役所、シーボルトハウス、ライデン大学等を訪問。

2019年

(R1)

・ライデン国立民族学博物館元研究員マティ―・フォラー氏が、レンブラント協会会員と共に来崎。それに併せて長崎史談会原田会長と対談。

・ライデン市にあるナチュラリス生物多様性センターのエドウィン・ファン・ハウス館長が来崎し、長崎市恐竜博物館について、協力提携に関する覚書締結。

・シーボルトハウスのクリス・スヒールメイヤー館長が来崎し、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館と2020年ヒロシマ・ナガサキ原爆展(海外)開催に係る覚書締結。

・長崎市・ライデン市姉妹都市提携記念「ジュニアオーケストラながさきライデン公演」として、小学生から高校生を含む19人がライデン市で公演、ライデン青少年オーケストラと合同演奏。

2020年
(R2)
・国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館主催「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」をライデン市のシーボルトハウスで開催。

・ナチュラリス生物多様性センター200周年記念事業トリックスお披露目セレモニーに市長がオンラインで参加。

2021年
(R3)

・長崎市の交流拠点施設と長崎市恐竜博物館、ナチュラリス生物多様性センターをオンラインでつなぎ、「こども国際シンポジウム」を開催。

2022年
(R4)
・ライデン市の青少年2名が長崎平和祈念式典に出席。
・「こども国際会議~ひらめきサイエンス! 環境問題をこれで解決!~」をオンラインで両市をつなぎ開催。

歴史とみどころ

日本博物館シーボルトハウス

日本博物館シーボルトハウスはオランダのライデン市にあるフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの旧宅で、シーボルトが日本滞在中に収集した日常品、浮世絵、工芸品などの膨大な民族学的コレクション、動植物の貴重な自然史学的コレクションを展示している博物館です。シーボルトハウスを訪れるとシーボルトが収集したコレクションの規模と多様性がよくわかります。また、シーボルトハウスと、長崎市のシーボルト記念館、出島は友好博物館提携を結んでいます。

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ブルフト要塞

9から10世紀にかけて建造された要塞で、オランダの重要文化財です。円形の直径は35.5m、壁の高さ平均6.2m、壁の厚みは80から90cmほどあります。ライデン市の中心部にそびえ立ち、昔は街の防衛の役割を果たしており、敵が迫ってきてもすぐに気づくことが出来るよう、この要塞の頂上からはライデンの街全体を見渡すことができる構図になっています。

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ライデン市庁舎

ルネサンス様式のファサード(建築物の正面部分)は、16世紀に造られたもので、オランダ国内で最長を誇り、市庁舎のトレードマークとして長く親しまれてきました。正面入り口には、大きな威厳のある三角階段が設置されており、長崎市の出島のカピタン部屋と同じつくりになっています。

ライデン市庁舎

国立民族学博物館 

1837年にヨーロッパではじめて創立された世界最古の民俗学博物館の一つです。シーボルトが日本から持ち帰った工芸品のほか、数多くの所蔵品を有しており、常設展や定期的に開催される企画展において、世界中の様々な文化や人々の生活について、造詣を深めることができる場所です。

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ナチュラリス生物多様性センター

動物学、地質学に関する数多くの標本が収集されており、人類の出現、氷河期、さまざまな景観、恐竜の時代について学ぶことができる施設です。その中に、「トリックス」と呼ばれる6,600万年前の本物のティラノサウルス(全長約13m)の全身骨格(約8割が発掘)が展示されています。長崎市恐竜博物館は、ナチュラリスと科学研究や教育プログラムの開発などの協力関係を結んでおり、トリックスの骨格レプリカを展示しています。

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ライデン大学植物園

ライデン大学は世界で初めて日本学科が設立されたという、日本とかかわりの深い大学で、構内には、1587年に造られたオランダ最古の植物園が広がっています。また、 1990年に開園400周年を迎え、これを記念してシーボルト記念庭園が設けられ、シーボルトが日本から持ち帰った植物などが植えられています。庭園にあるシーボルトの胸像の周囲には、日本人妻「お滝」にちなみ名づけられた「アジサイ」の花が植えられています。

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お問い合わせ先

企画政策部 国際課 

電話番号:095-829-1113

ファックス番号:095-829-1262

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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