地元出身の人物はもちろんのこと、長崎を訪れた数多くの先人達もこの街に心を惹きつけられた記録が残されている。先人達が見た、感じた長崎とはどんなものだったのだろう? そこで、長崎にゆかりのある歴史上の人物が愛した長崎をその人物が訪れた際の長崎の様子と共に紹介。
ズバリ!今回のテーマは 「あの人の目線で長崎再発見!」 なのだ
■落柿舎 多くの俳人が出入りした雰囲気が今も漂う去来の別荘・落柿舎。小さな門を入ると主人の在宅を知らせる蓑と笠が掛けられている。
■向井去来の墓 去来の本当の墓は哲学の道近くの新正極楽寺(真如堂)にあるのだというが、落柿舎の北側に広がる墓苑には去来の遺髪を埋めたといわれる小さな墓があり、訪れた多くの人が手を合わせている。
■芒塚の去来句碑 県指定重要文化財の「芒塚の去来句碑」。
■田上の去来句碑 田上から見る月は、今もやっぱり美しいことをご存知?
■諏訪の去来句碑 長崎くんちで賑わう踊り馬場下の鳥居の手前にある去来の句碑。
■向井去来生誕地 向井去来生誕地と刻まれた石碑。
■蜀山人句狂歌碑 蜀山人の狂歌が刻まれた碑が、平成2年、諏訪神社境内、諏訪荘前に建立された。
■鯖くされ石 ここの地名は継石なので別名・継石坊主(つぎいしぼうず)。2つの岩が重なって、近くで見ると雪だるまや小坊主のようにかわいい岩だ。
■土佐商会跡 きっと龍馬はこの界隈を袴姿にブーツで闊歩していたのだろう。
■龍馬のぶーつ像 足を入れてはい!ポーズ! 観光客の皆さんに人気の記念写真スポットだ。
■小曽根邸跡 小曽根家は越前藩松平家御用達の豪商で、龍馬や勝海舟のゆかりの地だ。
■竜馬の銅像 腕を組み、目を細め遥か彼方を見つめるような目線……堂々と建つその姿に龍馬ファンならずとも龍馬の偉大さを実感する銅像だ。
■『竜馬がゆく』文学碑 碑文には「船が長崎の港内に入ったとき、竜馬の胸のおどるような思いをおさえかね、『長崎はわしの希望じゃ』と、陸奥陽之助にいった。『やがては日本回天の足場になる』ともいった」と刻まれている。
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