【 新三重漁港 】
●JR長崎駅からのアクセス
バス /
長崎駅前バス停から長崎バスで樫山または大瀬戸板の浦行きに乗車し約1時間、三重で下車すぐ。 ★始発 / 6:45発桜の里ターミナル行き、終点で乗り換え7:45発樫山または大瀬戸板の浦行きに乗車)
車 /
長崎駅前から約40分。
●お問合せ 長崎市新三重漁業協同組合 三重町330 TEL095(850)2121
長崎市内を歩いていると、居酒屋店の前で風にそよぐ「ごんあじ」ののぼり旗に出会う。 この「ごんあじ」は、長崎市ブランド振興会による厳正な審査によって、認定された長崎ブランド品。 新三重漁港はこの長崎ブランド魚「ごんあじ」の発祥の地だ。 それではこのごんあじ、具体的にどんなアジなのだ?
餌になるプランクトンが多く、栄養満点の五島灘で比較的小さな範囲に棲みついたキアジ(マアジ)を生きたまま旋網(まきあみ)で捕獲し1週間から10日間、大事に大事に海上生簀(いけす)で畜養した250g以上の大きさのものを「ごんあじ」と呼んでいる。 つまり、五島灘(ごとうなだ)に棲む黄金(おうごん)のあじで、ごんあじだ。 他のアジと比較するとごんあじは体全体に平均して脂肪が乗っていて美味。 ちなみに150〜250g未満のものは「若ごんあじ」と呼ばれやや脂肪のノリが少ない。
新三重漁港には活魚センターがあり、水揚げされた活魚の販売を行なっている。 生簀で畜養されたごんあじを買い求めると、硬直するのをふせぐため、その場で絞めてくれる。
持ち帰った時、丁度いい具合に旨味が体全体に回るという寸法だ。
今の時期、活魚センターでは他に
などが購入できる。 ちなみに写真のごんあじは1kg3000円、真鯛は1kg2000円。 旅先で美味しい魚を食べた後は、お隣さんへの長崎土産に美味しい「活魚」というのもアリなのだ!もちろん地方発送も受け付けている。 ●新三重漁協活魚センター / 営業時間8〜17時・年中無休(1月1、2、3日除く)
取材当日、水揚げされた中に赤ウニがあった。 写真はウニ採り名人の小道さん ウニ専門の小道さんはこの道50年の大ベテラン。 3月後半〜7月のシーズン時はこの通りのいい仕事ぶり。 剥き身のこの状態で出荷される。
赤ウニ 1.2kg
●朝市/毎月第1日曜・7時〜午前中いっぱい
月に1度は活魚センターで恒例の朝市が行なわれ、活魚を求める人々でいつも大盛況。 魚のすり身やちまき、まんじゅうなど漁協婦人部手作りの品も揃う。 若ごんあじなどをざるですくって購入できたり、競りさながらの活気あふれる光景に出会える。 一度出掛けてみたいもの。
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