「ナガジン」発見！長崎の歩き方

＝中級編＝

勉強＆調べものに利用したい！

〈中級者の過ごし方…目的を持って活用する〉
初級者の過ごし方をクリアできたら、お次ぎは中級編へ。館内の設備をうまく使いこなし、目的を持って利用するのが中級者へのステップ。せっかくできた私達市民の最先端図書館！　各種サービスや機能を把握し、時間を有効に使いながら目的を果たそう！

【中級者の過ごし方1】　レファレンスサービスをうまく活用する！

レファレンス＝問い合わせ。図書館の場合は調べたいことがある場合、蔵書の中にどんな資料があるのか、どんな本が適切かなどの相談にのってくれるのがレファレンスサービスだ。経験豊富な専門スタッフが、様々な問い合わせに応じた資料やアドバイスを提供してくれる、この頼もしいサービス！会話の中からもいろいろ学べるかも。レファレンスは郵便や電話、FAX、Eメールでも受付可能。

相談風景

【中級者の過ごし方2】　館内のパソコンは2種類！

館内のあちらこちらに、ほぼ単体で設置されているパソコンは自由に使用できる検索機。探している本や雑誌がこの図書館にあるか、あるならどのコーナーにあるかなどを探すことができる。
試しに“ナガジン本”を検索！

①タイトルに“ナガジン”と入力

②資料詳細で探しているものかどうかを確認

③資料情報が記入されたレシートをプリント

④別置“N”所蔵場所“地域”の場所にナガジン発見

そして、2階フロア、貸出・返却カウンター前面に15台、レファレンスカウンター横に10台、設置されているパソコンは、どちらもインターネットに接続されたパソコン。貸出・返却カウンター前面のパソコンは、インターネットはもとより、DVD試聴も可能。レファレンスカウンター横のパソコンは新聞や雑誌などのデータベースとも連携しているので、過去の情報から最新ニュースまで様々な情報検索も可能。ただし、こちらは1回1時間までの利用。使用時は2階レファレンスカウンターで申し込もう。

検索用パソコン

【中級者の過ごし方3】　ルールを守ってコピー機活用！

貸出しできない研究資料や料理のレシピなど、本を一冊借りるまでもないけど、この部分だけは残して持っておきたい！　なんていうときに利用したいのが、館内に設置されたコピー機。ただし、図書館の資料に限りOK！　「複写申込書」を記入してカウンターで申し込むことと、著作権法で許可された範囲内でのみコピーができるので、スタッフに確認の上、使用することをお忘れなく！
■モノクロコピー　1枚…10円／カラーコピー　1枚…50円

コピー機

【中級者の過ごし方4】　勉強モードの方に！

研究にしても勉強にしても、あるいは仕事にしても、どこか集中できる空間が欲しい！　という方におすすめなのが一般に無料開放された“study room”。77席。この光が差し込む快適空間は、21時まで利用可能な生涯学習エリアにあり、図書館とは切り離した形で活用することができる。

スタディールーム

＝上級編＝

図書館を生活に密着させたい！

〈上級者の過ごし方…目的を特に持たずに楽しむ〉
さて、館内のしくみも各種サービスもバッチリ把握、活用できるようになった方には、上級者の過ごし方を伝授！　図書館で待ち合わせ！　図書館で映画！図書館で観光！　図書館でデート！　図書館でピクニック？　これから先、市民のライフスタイルに密着した図書館にするか否かは、皆さんのアイデア次第かもしれない！

【上級者の過ごし方1】　読みたい本を自宅で予約

読みたい本が決まっていて、それを図書館で探すというのは結構面倒な作業。また、読みたい本が貸出し中だったり所蔵していなかったりする場合、出向いてからそれを知ったら時間がもったいない！　やはり上級者ともなると“予約＆リクエスト”という技を使わなければ！　これはあなたの読みたい本を、「予約リクエスト申込書」に記入しカウンターに提出するか、館内の検索用パソコンで予約すると返却後キープしてもらったり、所蔵していない本は購入したり他の図書館から取り寄せてくれたりするというシステム。さらに最上級者の場合は、読みたい本を自宅のパソコンや携帯電話で予約することも可能。
つまり、図書館に着いたときには、すでに借りる本が用意されているのが最上級者というわけだ。

【上級者の過ごし方2】　癒しの空間で最新情報を入手！

借りる本はすでに用意されているので、時間に左右されることなく過ごすことができるのが上級者。そんなあなたはまず1階フロア入ってすぐの新刊、新聞雑誌コーナーをチェック！　最新の情報は図書館で！　明るく開放された癒し空間で有意義な時間が過ごせそうだ。

新聞雑誌コーナー

【上級者の過ごし方3】　話題の本をすばやくゲット！

返却されたばかりの人気の本を早めにチェックするのも上級者の基本。1階フロアエレベーター奥にある「今日返ってきた本」棚には、貸出中であきらめていた本があることも！午前中は少ないが、午後には返ってきたばかりの本が並びはじめるこのコーナー。ベストセラーや話題の本が見当たらないときには要チェックだ。

【上級者の過ごし方4】　食事もお茶も館内で?

味はもちろんのこと、食材や、空間スタイルなどへのこだわりで人気を集めていた崇福寺通りの池田屋が、「Ikedaya Cafe Restaurant Deli」となって市立図書館に併設されている。ヨーロッパのカフェレストランと見まがうかのような洗練された外観からも伺えるように、店内には、ただそこに身を置くだけでくつろげる快適空間が広がる。ドリンク専用のカウンターも配され、専門店ならではの本格紅茶が戴けるのも魅力のひとつ。働き人には嬉しいモーニングサービス！忙しい主夫＆主婦にはテイクアウトできる惣菜！日替りや人気の煮込みハンバーグセットなどの定番メニューのランチ！そして、デザートも含め、長崎の旬のものを取り入れたメニューが目白押し！のカフェレストラン、上級者のあなたには欠かせないスポットだ。

池田屋ランチ

池田屋

池田屋テイクアウト

【上級者の過ごし方5】　予約していた本を受け取り帰宅

“あらかじめ予約していた本を受け取り帰宅”というのが、最もスマートな貸出方法。目的を明確に、時間を有効に活用する生活にリズム感のある人ならではの上級テクニックだ。毎回帰る際に、次回借りる本をチェック！　見当たらなければすかさず予約して帰ろう！

返却貸出カウンター

● いろんなニーズに応えるサービス 3

様々な目的で利用できる
機能性にとんだ施設を完備
市立図書館内には図書関連施設だけではなく、生涯学習エリアと位置づけられたスペースには有料の多目的施設も併設されている。利用人数に合わせて部屋を仕切って利用できる研修室（4室54席）、パソコン教室などにも利用できるパソコン室（パソコン21台を設置）、映像や音声の編集ができるスタジオ編集室、さらには講演会などの催しなどに利用できる多目的ホール（200席設置可能）。様々な用途で誰もが利用することができるこの空間、ぜひ、機会を見つけて利用してみよう。

研修室(広報ながさきより)

多目的ホール(広報ながさきより)

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