「長崎ぶらぶら節」については「史話『長崎ぶらぶら節』」(バックナンバー1参照)で、レコード吹き込みが凸助と愛八によって行われたことを中心に述べましたが、今回は改めて「長崎ぶらぶら節」の歌詞と意味について。 ★ルーツ 源流は1700年代(宝永、正徳)に流行した「やだちゅう節」(当時の表記は「やだちうぶし」)といわれています。
★古い歌詞は30節を超える 長崎町検番の芸妓、凸助(昭和5年)と東検番(丸山)の芸妓、愛八(昭和6年)がレコードで歌った歌詞を筆頭に、その後に加えられていった古い歌詞は、私の手元には31節あります。 以下、全歌詞を、よく知られたものから順に(類似したものは一緒に)、その意味を添えながら紹介していきます。 (ナンバーは便宜上のもので、年代とは関係ありません)