【お訪ね直売所1】 JA長崎せいひふれあい市東長崎店 (地図)

早くも昭和50年代から現在の母体となる直売所を開いてきたJA長崎せいひ東長崎店。 “旬のものを、一番おいしい時に出す”をモットーに、現在登録されている会員525名の方々から常に新鮮な素材を入荷、提供している。こちらの特徴は肉や魚の加工品などの仕入れ品も入れていること。手作りの惣菜やお弁当なども人気。日々の買い物はここだけでOK!なのが、買い手にとってウレシイ要素なのだ。こちらの地域密着のアイテムは、婦人部の皆さん手作りの「矢上みそ」。また、珍しいところでは入浴時に入れるとお肌や体にいいとされる手作りの「竹酢」などを発見した!



JA長崎せいひふれあい市東長崎店
●営業 7:00〜17:00
●無休(お盆、正月を除く)
●TEL095-839-8512
●長崎市矢上町1-1(JA長崎せいひ東長崎店)



スタッフの皆さん



突撃!ウワサの地域メニュー <東長崎編>
買った野菜をどう料理する?
主婦達の飽くなき挑戦メニュー


JA長崎せいひふれあい市東長崎店には、今年で2年目になる地域の主婦10名で構成する食材研究会なるものがある。主な目的は、地元で採れた伝承野菜や珍しい野菜など、また現在は調理法を知らずに遠ざかってしまった地域に伝わる料理を広く知ってもらうこと。それから、旬の野菜など、ふれあい市で販売する食材を使ったメニューを研究しお客さんに紹介することだ。現在の活動は2ヶ月に1度のJA長崎せいひのイベントでの4、5品もの試食サービスと、その際のレシピ配布。そのため各月で様々な素材を使った料理を作って意見を出し合う試作を重ね、試食メニューを考案。微妙な調味料の計量まで研究した後、きっちりとしたレシピを作り上げている。「古くから地域に伝わる赤大根はコラーゲンの合成を促すアントシアンが豊富で肌にいいですし、ポリフェノールの含有量が多いから老化予防にもいいんですよ」という代表・村上さんの現在の一押しメニューは「ホットプレートで作るパエリア」なのだとか。次回のイベントではどんな料理が試食できるか楽しみ!
■6月18日(土)7:00〜JA長崎せいひふれあい市東長崎店にて試食サービス開催!




◆◆◆とびっきりレシピ「水菜と赤大根のサラダ」◆◆◆

水菜  適量
赤大根 適量
大根  適量
ドレッシング
(塩1g、コショウ少々、酢50cc、サラダ油70cc、薄口醤油18cc)


左:水菜と赤大根のサラダ、右:おめかしきびな


【お訪ね直売所2】 びわっちファーム「太陽の郷」 (地図)

平日だというのに朝から切れ目なくお客さんが入ってくるというのが第一印象。その人の波に混ざり店内へ入ると、陳列棚にイキイキ野菜がぎっしり並んでいる。「びわっちファーム」というように、商品の中には茂木びわや豊富な栄養素を有するびわの葉を飼料としたびわたまご、はたまたびわの手作りジャムや健康維持食品のびわの種パウダーなども販売している。林田店長オススメの品は、1位は今が旬の味!茂木びわ、2位はその場で1分から精米してくれる県産米をはじめとした米、そして3位は古くから切り花の産地として知られる山川河内(さんぜんごうち)の品質がいい切り花だそうだ。




そして、旬のフルーツや野菜などを利用した手作りアイスクリームも人気のアイテムだ。コーン、カップ、サンドと3タイプ選べるが、湯せんぺいのような板状コーンにはさんだサンドタイプがおすすめだ!


びわっちファーム「太陽の郷」
●営業 9:00〜18:00
●無休(お盆、正月を除く)
●TEL095-832-6780
●長崎市弥生町1248-35(長崎女子短期大学横)



林田店長


【お訪ね直売所3】 みさき駅さんわ (地図)

早朝できる行列は、陳列棚のいい場所を確保しようとする出荷者。続いて、その新鮮素材を求めて集まる地元の人々で午前中いっぱいは大にぎわいだ。今年、開設2年目を迎えたみさき駅さんわに出荷できる人の第一条件は、旧三和町に居住していること。まさに地元に密着した直売所なのだ。店内には、海産物や農作物、さらには手作りの民芸品まである。特産品の蚊焼包丁もぜひ手にしたい秀逸品だ。

また、昨年10月には、売場をもう一棟設け、手作りパンやアイスクリームなどの制作グループが、それぞれ自慢の味を提供している。



みさき駅さんわ
●営業 9:00〜17:00
●木曜休
●TEL095-892-0380
●長崎市布巻町111-1(長崎市三和行政センター横)



突撃!ウワサの地域メニュー <三和編>
手間ひま惜しまず徹底手作り!
海水豆腐とまぜごはんは三和の味

昨年10月に新たに設けられた棟に、主婦の強い味方、地域メニューも盛り込んだ人気の惣菜屋さんがある。出店者は、責任者の野口さんを中心に活動されている惣菜加工グループ「彩菜」の皆さんだ。仕込み風景を見学させてもらうと、大量の材料を手慣れた手つきで目にも美味しい惣菜へと早変わりさせていた。ショーケースにはまさしくおふくろの味のオンパレード。無添加で安心、しかもお手頃価格なので、ついつい買い過ぎてしまいそうだ。昼食時には、お弁当が売れに売れるとか。

さて、そんな惣菜の中でも“これぞ!三和の味”と呼べるものが、お祝い事などの際には必ず出てくる家庭料理「まぜごはん」と、家庭で作る人も多いというにがりの代わりに海水を使用する「海水豆腐」だ。優しい口当たりのまぜごはんも、国産大豆にこだわった水分が少なく固い海水豆腐もとっても美味。ぜひ一度味わってみよう。



◆◆◆とびっきりメニュー一覧◆◆◆


まぜごはん/すり身揚げ/おからコロッケ/大学芋/ひじきの煮物/野菜かき揚げ/筑前煮/泡雪かん/五色酢物/五目豆/とり唐揚げ/魚フライ/紅白なます/豚角煮ちまき/炊き込み赤飯/おにぎり/青菜ごまあえ/卯の花炒り煮/おにしめ/海水豆腐/イカの煮付け
(以上、80〜380円)




責任者の野口さん

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