陶器は、東京に住んでいる陶芸家の知人に、長崎の風景などをイメージして創作してもらっていますし、手織り、手染めのスカーフやバッグは妻のオリジナル。染めは、クローブなど出島を通過して日本に入ってきた草木染料を使ったもので「出島染め」と名付けました。 手ぬぐいは現在15種類ありますが、いずれは人間の煩悩の数と同じ108種類作りたいと思っています。ネタは十分にありそうですから。長崎の歴史をぬきにして、日本の歴史は語れません。それだけ奥が深いのです。」
長崎で好きな場所を尋ねたとき、高浪さんは返答に困っていた。それだけ高浪さんにとって長崎はどこも魅力的な場所なのに違いない。現代の長崎に暮らしながら、歴史上の人物や出来事に思いを馳せ、人一倍、長崎暮らしを満喫しているように思える。 好奇心いっぱいに長崎の街を見つめ、様々な発見に目を輝かせる高浪さん。これからもユニークなオリジナルの長崎雑貨で、私たちを楽しませてくれそうだ。
長崎雑貨「たてまつる」 長崎県長崎市江戸町2-19 Tel&Fax 095-827-2688 http://www5.cncm.ne.jp/~tatematsuru-net/