皆さんは観光名所を訪れた時、当然写真を撮りますよね。
『シャッターチャンス@長崎』では、「長崎の観光名所はこの角度で撮るのがベスト!」という「ベストポジション」をご紹介しています。
また、長崎の街は数々の映画の舞台にもなっています。「あの映画のあのシーンはここで撮影された」という場所を見つけ、時にはその現場の「ベストポジション」もご紹介。
長崎の旅の記念になる最高の一枚を撮るためにぜひぜひお役立てください。


第4回目は、長崎地区で9月13日から全国に先がけて公開されている映画『精霊流し』のロケ地、岩屋神社です。

この作品は長崎市出身の歌手・さだまさしさんの自伝的小説の映画化で、1本のバイオリンがつなぐ美しくも悲しい母と子の愛の物語。出演は内田朝陽(あさひ)、酒井美紀、高島礼子、椎名桔平、田中邦衛、松坂慶子という豪華顔ぶれです。

 


映画は全編ロケで、その多くが長崎県内の各所で行われました。
そしてポスターに起用されているのが岩屋神社での1シーンです。




長崎市北部にある岩屋神社は、天正時代(1573〜1591)は神宮寺、江戸時代は神通寺という寺があった場所。広い社叢(しゃそう)が奥の岩屋山(いわやさん)の森林へとつながっていて、境内の浅い渓谷に沿って19本のスギ群がそびえ立っています。これらは市指定の天然記念物。最大のものは胸高周囲5m以上で、推定樹齢300年以上の見事なものです。境内に一歩入り込むと何だか懐かしい気持ちに包まれる岩屋神社のこの坂段で、ぜひとっておきの一枚をおさえましょう。

苔むした石段が郷愁を誘います


 





映画『精霊流し』には、ほかにもオランダ坂、東山手洋風住宅群、松森天満宮、善長谷カトリック教会など、長崎の情緒豊かな風景が続々登場します。
長崎市では、この“映画『精霊流し』ロケ地マップ”を製作しました。ロケ地をたどりながらの観光は、また違った角度から長崎の風景が楽しめるかもしれません。


ロケ地マップに関する問合せは長崎市観光宣伝課へTEL095-829-1314



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