山口さん「『長崎ぶらぶら節』で全国的に注目を浴びたことによって、丸山町では、さるく博以前から花街丸山跡を巡る散策コースを作り、地元の方や多くの観光客に訪れてもらいました。それによって、丸山が広く認知されましたし、地元でも丸山への愛着が一層増してきたのが感じられますね。その丸山への想いというのが、今年41年ぶりに長崎くんち・踊町への復活に繋がったと思いますよ。」
ナガジン!「そうですよね。さるく博本番の今年に丸山町の復活!という所に地元の底力を感じますよね。若い芸者さんも加わった長崎検番の本踊りは、今年の長崎くんち奉納踊りの目玉の一つ。期待しています!」
桐野さん「さるく博の可能性といえば、市民プロデューサーの間では、既存のさるくコースをアレンジして“裏さるく”とか、“内緒でさるく”などさらに個人的なコースを作って楽しんでいる人もいるみたいですよ(笑)。これからも“オイが考えたっさー(自分が考えたんだ)”的コースが出てくるんじゃないですか?」
山口さん「さるく博以前では考えなかった、自分達の地元、足元に目を向けて、自分達がいいと思うものをアピールするってことができるようになってきたんでしょうね。」
ナガジン!『さるく博は、長崎人に自分達の住む町をもう一度見つめさせてくれるいい機会になりそうですよね。さるく博後は、市民ひとりひとりが、観光客を案内できるガイドさんになれるかもしれないですね!』
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