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はじめに……。
古今東西、夏と言えば、夏祭りの花火。
祭り好きと名高い長崎っ子も花火は大の好物。
夏に限らずどこかで花火があがると耳にすれば、いったいどこから湧いてきたの? と驚く程の見物客で賑わう。
長崎の夏祭りは「ながさきみなとまつり」と題した長崎港を舞台にした祭りで、花火は長崎港上空に打ち上げられる。
そこで今回の特集で紹介する長崎港を取り囲む散歩道途中にある花火見物絶好ポイントも合わせて紹介。
肝心の夏祭り「ながさきみなとまつり」に関する情報は2ページ目をチェックしよう!
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7月〜9月にかけては紫陽花、サルスベリ、アメリカデェゴなどの花が楽しめる。
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また、旧ウォ−カー住宅側、西洋風のワゴンでは昔懐かしいラムネや駄菓子、3種類の地ビールなども販売しているのでぜひお試しあれ(営業不定期)。
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旧グラバー園の屋根がクローバー(四葉)の形だったり、園内の石畳の中に埋め込まれた恋愛成就の伝説があるハート型の石「ハートストーン」があったりと、何かと幸運が舞い込んできそうなグラバー園。
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園内には近代日本誕生の足掛かりをつくった偉大な貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーの他に、この南山手の丘に住居を構えていた外国商人たちの洋館など市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築復元してある。その美しい洋館だけでも素晴しいけれど、それら建造物を見学するだけではもったいない。特別にグラバー園の楽しみ方、それも夏場ならではの楽しみ方をお教えしよう。
それは毎年、7月下旬〜10月上旬期間、通常18時までの開園時間が21時半まで延長される夜間開園!
旧グラバー住宅をはじめとした洋館群がライトアップされ、時代を浮遊するような幻想的でロマンティックな雰囲気が楽しめるのだ!
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長崎港はもちろん長崎市街の夜景も一望できる。
期間中毎週土曜の夜と、8月8日にはミニコンサートが行われていて雰囲気抜群。
また、完成した第2ゲートから徒歩10分の場所にある鍋冠山公園は長崎の夜景スポットのメッカ。
グラバースカイロードを利用すると、高台からの夜景も短時間で楽しめるのが魅力だ。
さぁ、グラバー園のトワイライトタイムを満喫したら、出口前にある南山手十六番館横の石畳の坂など、少し遠回りしても洋館がや石畳の風情ある道筋を歩いて松が枝国際観光ふ頭へ向かおう。
旧香港上海銀行長崎支店前の横断歩道橋を渡ると松が枝国際観光ふ頭へ到着(グラバー園出口から所要時間約8分)。
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2003年夜間開園期間 / 7月18日(金)〜10月13日(祝)
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◎花火ポイント!
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●New! エレベーターで最上部へ!グラバー園、第2ゲート誕生
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全国初の道路エレベーター「グラバースカイロード」は、斜面地に住居を構える住民にとっては強い味方である。また、坂に慣れていない観光客にとっては、ラクラク最上部まで上り、長崎独特の高台からの風景を満喫できるというシロモノ。
特にお年寄りや車椅子の方(園内は電動車椅子を貸し出し。問合せを)、小さなお子さま連れにオススメだ。
グラバースカイロード / 利用無料。
乗り場→路面電車終点「石橋」から徒歩1分。
所要時間→約5分。運転時間→6:00〜23:30
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グラバー園の楽しみ方、詳しくは2002年9月特集『グラバーが住んだ丘〜グラバー園・満足観光ナビ〜』を参照。
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