長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【不明】 【2023年02月受信】
ご意見(要旨) 【長崎市に対する質問状】 |
1.長崎は景観・情緒に価値を認めていない
県庁庁舎・JRホテル・ヒルトンホテル・NBC・・・近年建てられた多くの建物が港に覆いかぶさるように建てられている。そのうえその建物海側が駐車場、何故??
2.名所旧跡がマンションに埋れている
長崎駅を降りて1番近い名所。26聖人の丘に登ったら、聖人達が見ていたのは、マンションの後ろ姿だった。港の見える小高い丘は、この街の過去と未来をつなぐ象徴と思っていました。
3.町の中でも歩道が暗い
函館、東京、大阪、神戸の夜8時で、町の歩道がこれほど暗いところはないと思います。そのうえ、主要道路でさえ横断歩道が片側しかないのは驚きです。
4.ちょっと路地に入った会談は手作り感満載で、まったく整備されていない。
雨の長崎は情緒があるように歌われているが、現実とかけ離れすぎている。
階段に白線は情緒があったものでないし、雨が降ると勾配がついて滑りやすく、がけ崩れが起きそうな所が多い。
5.長崎は狭い歩道に街路樹が植えられた形跡があるが、その多くの街路樹が切り倒されてコンクリートで補修されている。
7.長崎は町の真ん中に未利用地・空きテナントが多い
大阪、神戸や函館など同じような立地条件から見ると、長崎駅から見える範囲で未利用地が多い。増して、県庁やグランドホテル、アーケード入り口のテナントのように長崎でも1等地が、草茫々の荒れ地では街そのものの将来も疑いたくなります。市役所跡地・県庁跡地
8.なぜ駅地下でこんなに地価が安いのか?
整備されていない墓地・放棄地の多いこと。何故、行政は坂道をただの不便ととらえて、捨てるのですか。
9.“100万ドルの夜景”いつまであると思いますか。 |
【2023年03月15日回答】
回答 【都市計画課】【長崎駅周辺整備室】【景観推進室】【土木建設課】【観光政策課】【大型事業推進室】【中央総合事務所地域整備1課】 |
1.長崎は景観・情緒に価値を認めていない(長崎駅周辺整備室)
長崎駅周辺地区では、九州新幹線西九州ルート建設事業やJR長崎本線連続立体交差事業などの鉄道事業を契機として、長崎の陸の玄関口として新たな都市拠点の形成を図る事業を進めているところです。
そのような中、長崎駅周辺エリアで整備される一定規模以上の建築物については、地区の内外から特徴的な眺望などの景観を確保するため高さ制限を定めているほか、有識者や行政機関から構成される「長崎駅周辺エリアデザイン調整会議」で協議・調整を図りながら整備が進められています。
2.名所旧跡がマンションに埋れている(景観推進室)
長崎市では各地域に培われた歴史や多様な文化が相互に作用しあい形成された特色のある景観があり、それらを理解し将来に引き継ぐ景観づくりを進めております。
その中で、歴史・文化・町並みに特徴を持ち、全市の景観形成の先導的な役割を持つ、市内7か所の地区を景観形成重点地区に指定し、高さの制限だけではなく、 町並みの連続性や周囲の建築物等との調和も含めた景観形成基準を設け、その他の地域と区別して重点的に景観の保全・育成の推進をしています。
3.町の中でも歩道が暗い(土木建設課)
長崎市では、夜間の市道等が暗く通行に支障があると判断される場所について、各自治会より街路灯(防犯灯)の設置要望を書面等で受け付けております。お住まいの場所周辺で暗いと感じられる場所がございましたら、一度自治会へご相談いただけますと幸いです。
4.ちょっと路地に入った階段は手作り感満載で、まったく整備されていない。(中央総合事務所地域整備1課)
長崎市道において、通行に支障を及ぼさないよう維持管理に努めており、里道に関しても、地元自治会と協議しながら維持管理を行っている状況です。
階段の白線については、公道の階段などにおいて、歩行者が踏み外しやつまづきを防ぐために目印となるように引いているもので、ご要望のあった地元自治会に白ペンキ等の材料を支給し、引いてもらっております。
また、長崎は平坦地が少なく、急な崖が迫った斜面地まで住宅が建てられています。災害をもたらす危険な崖を整備する制度などを活用しながら安全対策に取り組んでいます。
5.長崎は狭い歩道に街路樹が植えられた形跡があるが、その多くの街路樹が切り倒されてコンクリートで補修されている。(中央総合事務所地域整備1課)
市内全域において、以前から狭い歩道であっても街路樹の植栽をしている状況であり、月日が経ち、老木となり倒れる危険性が生じたり、生育により巨大化し、根が歩道を隆起させるなど、通行に支障を及ぼし危険であるため、街路樹を撤去しコンクリートで補修などを行っている箇所があります。このような状況であるため、今後は街路樹の再整備計画を検討していきたいと考えています。
7. 長崎は町の真ん中に未利用地・空きテナントが多い(都市計画課、大型事業推進室)
長崎市では、人口減少やインターネット通販の増加など社会的な環境の変化、新型コロナウイルスの流行などによる経済の低迷により、特に「まちなか」の衰退が著しく、その活性化が重要な課題となっています。そのような中、新幹線の開業効果を長崎の中心部である「まちなか」まで波及させるため、すでに10年前から、「まちぶらプロジェクト」としてまちなかの魅力の顕在化や賑わいの再生に向けた様々な取り組みを進めるとともに、長崎駅周辺再整備や長崎スタジアムシティ計画など大規模開発により生み出される賑わいを、「まちなか」を含む都心部全体に波及させることを念頭に、将来のまちづくりの指針となる「長崎都心まちづくり構想」の策定作業を現在進めています。
市庁舎跡地については、今年1月に新庁舎への移転が完了し、来年度から旧庁舎の解体工事に着手します。その後、本館跡地には、新たな文化施設を、別館跡地には、公園等を整備する予定です。
また、県庁舎跡地については、長崎県において、昨年7月に「県庁舎跡地整備基本構想」が策定され、具体的な機能として、「広場」、「情報発信」、「交流支援機能」などが挙げられています。長崎市としても、県有地でありますが、長崎市にとって歴史的にも地理的にも重要な場所ですので、新たな賑わいの創出や交流人口の拡大に繋がるよう、引き続き、県との協議を重ねていきたいと考えています。
8. なぜ駅近でこんなに地価が安いのか?(都市計画課)
ご質問の中身から、駅近くの斜面地にあります墓地や空き地のことかと思いますが、平坦地が少ない長崎市においては、1960年代頃の高度成長期より、もともと田や段々畑などに利用されていた所に、細い畦道をたよりに下の方から家が建ち並び、また当時は本格的な車社会の到来前であったため、車が通る道路の必要性もあまり論じられることなく、結果的に車が入れない現在の斜面市街地が形成されていきました。
長崎市においては、斜面市街地における防災性の向上や居住環境の改善を図るため、生活道路の整備を中心に取組みを進めておりますが、高齢化による空き家の増加などの問題が生じております。
対策としましては、まずは、現在整備中の生活道路の整備を中心に、「老朽危険空き家」の除却など、即効性・実現性の高い事業により早急な居住環境の向上を図ることを目標として進めているところでございます。
また、併せて「空家バンク」の活用など空き家を活用した住み替え支援や「長崎市定住促進空き家活用補助金」の活用などにより、住み替えしやすい環境づくりにも取り組んでおります。
9.“100万ドルの夜景”いつまであると思いますか。(観光政策課)
長崎市は、“鶴の港”と称される長崎港を中心に、山々が取り囲むすり鉢状の地形をしています。この長崎独自の地形が立体的な夜景を創り出しており、「稲佐山」・「鍋冠山」・「風頭公園」などに代表される多くの視点場から夜景を楽しむことができます。
遠景の夜景を楽しむ工夫として稲佐山および鍋冠山から見える夜景の新たな魅力づくりを企画してきました。各視点場(展望台)から眺める夜景にハートマークや星座の形が浮かび上がる整備も行い、新しい夜景の楽しみ方を提案しています。
その他にも、夜景観光を推進する「夜も歩いて楽しいまち」実現のための取り組みとして、中・近景も楽しむことができる工夫も進めてきました。
市内7ヵ所のエリアにおいて、地域のランドマークとなる歴史的建造物や観光施設等のライトアップや回遊路の街路灯などの整備を重点的に行っています。
今後も長崎市が、「100万ドルの夜景」と称されるよう、夜景都市としての魅力を磨き続けてまいります。 |
関係所属 |
都市計画課 【直通番号】:095-829-1169】 長崎駅周辺整備室 【直通番号】:095-829-1173】 景観推進室 【直通番号】:095-829-1177】 土木建設課 【直通番号】:095-829-1166】 観光政策課 【直通番号:095-829-1152】 大型事業推進室 【直通番号:095-829-1411】 中央総合事務所地域整備1課 【直通番号:095-829-1164】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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