長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年07月受信】

ご意見(要旨) 【長崎市高島の生息するイノシシについて】
 繁殖期を過ぎて近頃イノシシの出没が目につきます。高島では数年前からイノシシが増えています。 捕獲隊の方たちが頑張ってくださっているようですが昨年捕まえたイノシシは40頭と聞いています。
 それでも最近の出没は時間帯も関係なく明るい時間帯にも人前に現れています。ここ最近では高島小学校の敷地内にイノシシが2回出没しています。子どもたちも見ているので不安に思っています。またこどもの登校時にイノシシが出没して先生が追い払い登校されたようです。お子さんを通学させてる保護者の方や付き添いの先生方も毎日 身の危険を感じながら過ごしていると思われます。
 イノシシは繁殖が年に多くて春と秋の2回するそうで平均で4〜5頭産むそうです。このまま野放しにしていては 数年後は相当数増えると認識します。なぜ少ない頭数のうちに手を打たなかったのかも不思議です。
 高島では野良猫への餌やりも問題になっていて 学校の近辺で市営住宅の敷地内に猫小屋を設置して飼っているようです。他にも学校の近くにテントを張って猫の餌やりをしている箇所がありました。このようなペットの置き餌にもイノシシが増える原因になっているのではないでしょうか?
 長崎市はきちんとイノシシの生息地や頭数の把握、イノシシが増える原因の調査をして減らすように手を打たなければならないと思います。
 島の宝である子どもたちや島民の安全を守ってほしいです。特に子どもたちは増えるイノシシや増える猫の糞被害などで遊び場所が無くなっています。同時にカラスも増えてきています。
 自治会にすべてお任せでは限界があると思います。重大な事故や被害が起きる前に長崎市には早急に手を打っていただきたいです。よろしくお願いいたします。

【2022年08月29日回答】

回答 【農林振興課】【動物愛護管理センター】
 今回、ご提案いただいたイノシシをはじめとした有害鳥獣対策につきましては、近年、農作物被害に加え、生活環境被害も増加傾向にあることから、自治会が主体となって、捕獲隊の結成や有害鳥獣侵入防止柵の設置などを地域ぐるみで取り組んでいただいているところです。
 また、市としても、「防護」、「棲み分け」、「捕獲」の3つの対策を基本に、猟友会やJA、長崎県、長崎市などの関係団体で組織されました「長崎市有害鳥獣対策協議会」と、市が委託した有害鳥獣対策の専門業者との連携を図りながら対策を実施しており、主にワイヤーメッシュ柵の設置や貸与、設置費の一部支援、国及び県へ支援制度の充実についての働きかけなどを行っています。
 高島地区においても、捕獲隊が主体となって対策に努めており、令和元年度3頭、令和2年度4頭、令和3年度36頭と捕獲頭数は増加傾向にあります。
 小学校の敷地内や通学路にイノシシが出没している生活環境被害対策についても、ポスターによる注意喚起を行ったり、地元住民を対象とした学習会を開催することも可能ですので、農林振興課までご相談いただければと思います。
 また、野良猫の餌やり問題については、今年7月1日に施行した「長崎市動物の愛護及び管理に関する条例」の規定により、飼い主のいない猫に餌やりをする場合は、猫に不妊去勢手術をする、自治会等に餌やりの目的を説明し、理解を得るように努める、トイレを置く等のルールを守る必要があります。このルールを守らず、周辺の生活環境に悪影響を及ぼす餌やりをしている方に対しては動物愛護管理センターから指導を行うことができます。 
関係所属 農林振興課  【直通番号】:095-820-6564】
動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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