長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2022年05月受信】

ご意見(要旨) 【観光施設への案内標識設置に関して(ご要望)】
 観光施設・公園への案内標識・案内看板設置に関して要望させて頂きます。
 先日、鍋冠山公園へ行ってきました。とても綺麗でしたが、正直家族が道を知っていたので問題なく行けましたが、本当にこの道で鍋冠山公園に着くの?というのが正直な気持ちでした。
 昨今、スマートフォンやカーナビゲーションシステムの普及により観光案内看板は不要という考えもわからなくはないのですが、運転中にスマートフォン等を利用することは道路交通法(第四章第七一条五の五)違反になります。
 また、その周辺は、停車できるところがないとは申しませんが、一度、「長崎県道237号小ヶ倉田上線」から大浦方面に左折すると右に曲がらないと行けないのですが、初めて行くかたはわかりずらい印象を受けました。
左折する前に路肩に車を停車できるのでしたら、して確認はできるとは思いますが、わかりずらい事には変わりないと思います。
 長崎県道237号小ヶ倉田上線にも、鍋冠山公園への案内標識はないのも気になりました為、こちらは県と協議して頂きます様何卒宜しくお願い致します。

 要望理由ですが、アニメ「色づく世界の明日から(株式会社ピーエーワークス制作:2018年公開)」という長崎市が舞台のアニメがございましたが、聖地巡礼にてグラバー園や鍋冠山公園に来訪される方もいらっしゃるのではないかと思いました。

 正直本提案をお送りするのか、「田上市長の「どんな長崎を目指すの?」が記載されておられる観光都市から交流都市に長崎市をしていきたいという話しと逆行するのではと正直思いました。
 ただ、交流人口を増やすという観点では有効なことでは些細なこととなるのかもしれませんが、実際県外から来られた方が場所がわからないとなるよりも、案内標識(看板)がある方がよいのではないかと思います。
 観光客と市民(ホテルやタクシーなどの民間企業)が交流していく長崎も素敵かと思いますが、その半面観光客が本人自身(他の人の助けを借りず)観光するケースも否定することはできないのではないかと思います。
その後、コンテンツと地域活性化〜日本アニメ100年 聖地巡礼を中心に〜(株式会社日本政策投資銀行 2007年5月)というのを見つけました。
 その中に「地域の交流人口の増加に向けて 〜聖地巡礼のターゲティングの明確性・インバウンドへの期待」というのを見つけました。この記載のようになると、市長が考えられている事と全く逆行しないのではないかと考えました。

 正直新幹線が、「武雄温泉駅⇔長崎駅間」(新鳥栖⇔武雄温泉駅駅は在来線で未完成という考え方の為)が9月運行開始しますが、その後どのような人交流人口を増やしていくのかという点に尽きるのではないかと思います。
 民間企業に頼りながら、推進していくというのは否定は決して致しません。
 ただ、観光都市に戻してという意味では決してなく交流都市に向かっていく中で、行政でしかできない(案内標識・案内看板)を設置して頂けないかという要望になります。

 カーナビゲーションシステムやスマートフォンアプリ(googlemap等)等の普及により案内看板等は不要という考えも理解出来なくはないですが、上記に記載した通り案内標識があると交流人口がすぐ増加するとは申せませんが、新型コロナウイルス感染症の対応が観光推進に政府で議論されている中対応を再考して頂いて差支えないのではないかと思います。
 ちなみですが、私2年半前まで1年ほど東京都に住んでおりました。その際もちろんスマートフォンのアプリで目的地に進みますが、道が複数あるなどわかりにく所は案内標識を利用しておりました。
 そのような経験があるため、要望させて頂いております。

 併せて、聖地巡礼とは関係ありませんが、「長崎県道237号小ヶ倉田上線」の案内標識にて、「唐八景」と「風頭」はございますが、どちらもそこから道が分かれております。

 正直、カーナビゲーション等で行けるから不要と思いましたが、道路交通法の件もあります。
 経費の都合もあろうかと思いますが、唐八景は「十八親和銀行 田上支店」の所を右に曲がり上に行き、「あたご自動車学校」の所を左の上り坂に向かう必要があります。
 風頭公園は、県道を左折すると右側(坂の方に)右折して道沿いに(右に折れ道がありますが)行けば行けますが、標識はないような印象を受けました。
 風頭公園に関しては駐車場はありませんが、歩いて「さるく」される方もいないという保障がありません。
風頭公園の方は以前は設置してあったような印象があるため撤去したのかと思いますが、さるく方向けの案内をご検討頂けると幸いです。
 (正直あじさいコールに電話で問い合わせしたり、観光案内所で聞いたらわかるのでは?と思わなくはありません。)
 唐八景に関しても、ハタ上げ大会の時のみくらいしか観光で訪れないのでは?と正直思いますが、県外から移住を検討されている方などからすると看板が不必要とは言いずらいと思いました。

 民間企業の力を借りながら、「STLOCAL」や「冒険する長崎 プロジェクト」等県絡みでも行われておりますが、行政でしか出来ないこと・行政だから出来る事があるのではと思いました。
 案内標識以外の具体的な案がなく大変申し訳ありませんが、何卒ご確認の上ご検討頂きます様何卒宜しくお願い致します。

【2022年06月06日回答】

回答 【景観推進室】【地域整備2課】
 貴重なご意見を頂き誠にありがとうございます。長崎市はまちなかを歩いて移動することが多く、また、観光客の方が多く訪れるまちでもあることから、「長崎市案内・誘導サイン整備基本計画」に基づき、主要な観光施設等への案内・誘導のため、市内の32箇所に歩行者系案内サイン(地図板)を、278箇所に歩行者系誘導サイン(トンボ型)を設置しております。また、これら計画的な整備の他にも、各施設の管理者により設置するサインもあります。
 ご要望のあった著名アニメの聖地である東山手・南山手地区につきましては、長崎市歴史的風致維持向上計画の重点区域でもあることから、再度、案内・誘導サインの設置状況を調査し、必要に応じて整備を進めて参りたいと考えておりますので、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
 なお、鍋冠山公園については、道路の途中の分かれ道で公園利用者が、よく間違えて近隣会社様の敷地へ入ってしまいご迷惑をおかけしているため、分かれ道付近に誘導看板を設置することとしております。 
関係所属 景観推進室  【直通番号】:095-829-1177】
地域整備2課  【直通番号】:095-829-1184】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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