長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2022年03月受信】

ご意見(要旨) 【ロシアによるウクライナ侵攻に関しての被爆地としてのメッセージについて】
 ロシアが核兵器使用を示唆したことに関する市長コメントを拝見させていただきました。
 その後状況は悪化の一途をたどり、ロシアが核兵器運用を行う戦略核兵器部隊が戦闘態勢に入ったと、ロシア国防省が発表するに至りました。キューバ危機を超える核兵器使用の懸念が、非常に高まっており、またウクライナでは、6才の幼い女児が、ロシア軍の砲撃によって亡くなるというショッキングな報道に、被曝者3世として大変心を痛めた次第です。
 これを受けまして、被爆地長崎として、今こそ全世界に対して二度と核兵器の使用、戦争を行ってはならないと、また、被爆地長崎は、謂れのない侵攻を受けるウクライナと共にあるとの、メッセージを発するべく以下のとおり提案申し上げます。

1 県市庁舎及び、関連施設でのウクライナ国旗の掲揚
2 ウクライナ政府への人道的支援を名目にした募金箱の設置
3 県市庁舎のロビーでの反戦メッセージの大型サイズの展示
4 広島市長と長崎市長が、会合しての共同メッセージをYouTubeを利用してライブ配信を全世界に行う(英語で発言)※各SNSサービスでも同時発信
5 稲佐山電波塔をウクライナ国旗色でのライトアップに変更
6 長崎平和祈念像をウクライナ国旗色でライトアップする

【2022年03月24日回答】

回答 【平和推進課】
 本件については、ロシアが核兵器使用を示唆したことに関して、武力ではなく平和的解決の道を探ることを求める市長コメントを発出しました。
 また、ロシアのプーチン大統領に対して、被爆地市民を代表し、広島市長及び長崎市長の連名で「地球上に、広島、長崎に続く、第三の戦争被爆地を生むことは絶対にあってはならない」と抗議文を送付し、侵略行為の中止を求めました。
 なお、市長コメント、抗議文のいずれも英訳し、市のホームページに掲載するとともに、SNSで発信しました。
 ウクライナへの支援と平和への思いを発信する取組みは全国各地に広がっています。長崎市は、その輪をさらに広げるために、原爆犠牲者を悼む「平和の泉」と長崎のシンボルともいえる「稲佐山電波塔」をウクライナカラーにライトアップし、平和祈念像から「平和の泉」を経て、「稲佐山電波塔」までを一直線上につなぎ、世界中の人々との連帯と平和への願いを長崎らしいカタチで示しています。また、ウクライナの人々に対し、核兵器の脅威をよく知る長崎市民が寄り添う思いをかたちにするために、原爆資料館や市役所本館、各地域センターなどの公共施設において人道支援のための募金箱を設置しています。
 今後とも、核兵器のない世界を目指した取組みを進めてまいります。 
関係所属 平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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