お慶が生まれ住んだ屋敷跡は、長崎市油屋町で、現在橋本ビルが建っている場所。お慶の破産後は、旅館・宝屋となり、その後この土地を買い取ったのは、明治5年創業、橋本商会の初代・橋本雄造氏。その後2代・橋本辰二郎氏(※貴族院議員)の邸宅となった。
(※明治23年(1890)創設、明治憲法下で衆議院と共に帝国議会を構成した立法機関で上院の一種)
後に大浦屋の建物をいかし、清風荘という旅亭を4代・橋本和太八氏が経営していたが、屋敷跡は今より約40年程前に橋本氏の私邸へと移築された。
現在の橋本商会社長、橋本寛氏の協力を得て、大浦慶が住んだ屋敷跡をいかした現在の住居を拝見させて頂いた。
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